自分の“恐れ”が行動を変える
では、子供おばさんと大人女子の行動において、一番の違いは何でしょうか?
それは、自分の心に湧き上がる「“恐れ”の対処の仕方」なのです。
「弱い犬ほどよく吠える」という言葉があります。
まさに、子供おばさんは自分の内側にある恐れに振り回されるからこそ、相手を責めて、自分を守ろうとしてしまうのです。
例えば、恋人からデートをドタキャンされたときに、相手を責めてしまうのは、単に自分が楽しみにしていただけではなく、「自分は相手に愛されていないのでは?」という不安、恐れがあるからこそ、責めてしまうことがあるのです。
相手に愛されている自信があれば、相手が残念がっていることも理解できるので、その気持ちを汲んだ上での対応をすることができるはずです。
仕事でも、相手を感情的に攻めてしまうのは、自分のせいになってしまうのが怖いからです。
もし自分はどんな状況でも対応できるという自信があれば、感情的にならないで、まずはどうしたら状況が改善するのかを冷静に考えることができるのです。
“恐れ”は、人に誤作動させるきっかけになりやすい
“恐れ”の感情は、人に誤作動させることが多いです。
恋愛においても、子供おばさんが恋人の携帯を盗み見したり、束縛したりしてしまうのは、相手を失うのが怖いからです。
だから、不安になったときは、すぐに行動を起こすのではなく、自分のその“恐れ”の感情を一旦手放し、冷静に考える訓練が大切なのです。
恐れがなくなったときに起こす行動は、変わってくるはずですよ?