カワイイ服装をすると彼から罵倒が…その関係は幸せ?
私は以前、毎日長袖、長ズボンじゃないとダメという女性に会ったことがあります。
彼女に「その服装であなたはいいの?」とお伺いすると「もっとオシャレしたいですけど、オシャレをすると彼に怒られるから仕方ないんです」と答えました。
こういう関係ってどうなんだろうって思いました。
好きな服装でオシャレを楽しむこともできず、ちょっとでもカワイイ服装をすると
「そんなに男にモテたいのか?」
「そうやって男に色目を使う女なのか!」
などと怒られてしまう。
こんな恋愛ってどうなのでしょうか?
こんな恋愛って幸せでも何でもないと思います。
本来、恋愛って楽しいことがたくさんあるものだと思いますが、これでは楽しさもなくなってしまいますよね。
デートDVによって「恋人」の人間性が見えなくなる
しかし、こんなに制限されているにも関わらず、彼との関係に執着してしまうようになることはよくあります。
これがデートDVの怖い所だと思います。
なぜ執着してしまうかというと、恋人に怒られるか、怒られないか、ということにばかり気がいってしまって、『恋人』という実物の本質的な人間性が見えなくなってしまっているからです。
とにかく、いつも機嫌を損なっていないかが気になり、彼の態度に一喜一憂しているため、怒られなかった日があると、それが至福の幸せのように錯覚し始めてしまうのです。
ゲームって依存性がありますよね。
ミスをするか、しないかというという狭間で、ドキドキして、それをクリアすることに執着していきますよね。
束縛される関係は、その感覚に少し似ているのではないかと思います。