例1:自分の予定は必ず恋人に報告、許可を得ないといけない
これも、「今日、○○ちゃんとご飯に行って来るんだ」「へぇ、楽しんできてね」で済むような会話であるならば、問題は無いのですが、「今日○○ちゃんとご飯に行ってもいいですか?」 と許可を得ないといけない関係性の場合、その恋人との関係に疑問を持って欲しいです。
また、彼氏が「行ってもいいけど必ず●時までに帰宅してその証拠を教えろ」などと言うのも恋人との関係とはちょっと違うような気がします。
聞いた話によると、彼氏以外の人と出掛ける時は電車に乗る時間、最寄り駅に着く時間、そこから家に着く時間を全て報告させられていたという方や、そこにいた証拠に電車の時計などの写メを毎回メールさせられているなんて人もいらっしゃいました。
一緒に住んでいるならば、「●時ぐらいに帰るね」なんてやり取りがあっても良いと思いますが、「駅に●分に着いたのに、何でまだ家に着いてないんだ!」と怒られたりするのはどこか疑問を持ちます。
自由にコンビニや本屋、カフェにも立ち寄れないというのは、これはデートDVに値する束縛になっていると思います。
例2:異性と話すことを禁止される
これはデートDVの人には結構多い傾向ではないかと思います。
もちろん恋人が異性と楽しそうにしていたら誰でも多少は気になります。
しかし、仕事先の同僚、先輩、上司、学校のクラスメイト、サークルの人、バイト先の人、幼馴染、同級生、学校の先生、店員…。 異性ではあるけれど、その人と何か下心がある訳ではない人や、友達や会社の人など、話すなと言われても難しい人、また異性ではあるけれど友人として大切な人などもいると思います。
デートDVでは、そういう人と話すこと、連絡を取ることを一切禁止されるということがあります。
実際に同じ職場や同じ学校などでのデートDVは「今日お前●●と話していただろ」と怒られたり、怒鳴られたりしてしまう。 さらに「お前はどんだけ男好きなんだ」のような言葉で相手を批判してくることもとても多いようです。