鬼電するが特に用事がないことが多いし
苛立ちから着信無視で仕返しをする人も

最近は無料通話アプリやSNSのメッセージ機能のあるものなどは、読んだか読まないかが分かる便利な機能が付いてますよね。 例えば、相手が開封すると「既読」という文字が出たり。
これって、便利なのですが、デートDVの人との恋愛ではこれが恐怖のツールへと変わってしまうとよく聞きます。

電話が1,2回掛ってくるだけでデートDVとは言わないですし、緊急事態であれば、何度も電話をする人もいます。
どこからデートDVになるかというと、電話を掛けている間にどんどん怒りがエスカレートしていき、繋がらないということだけに執着していくと、緊急事態で用件を早く伝えないといけないと焦っている人とは大きく違いが出てきて、デートDVに当てはまってきます。

また、デートDVの人の多くは、数十件も着信を残しているにも関わらず、電話が繋がると特に用事がないことが多いです。 そして、ただ、繋がらなかったこと、すぐに掛け直さなかったこと、自分が電話を数十回掛けた労力に対する苛立ちをぶつけてくるようです。

更に、今度こちらが掛け直すと今度は電話に出ないと言った仕返しをする人もいるようです。

お互いに依存状態に入らないように
自分からは何度も掛けなおしたり、謝らない

そんな時はお互いに同じ依存状態に入らないよう、何度も何度も電話を掛けるのではなく、一度掛け直して出ないならメッセージでも残して、彼からの連絡を待ちましょう。
自分まで同じような行動をしてしまっては、このループから抜け出せないですからね。

それで彼が怒ったとしても、それは彼の勝手ではないでしょうか?
そんなにまであなたが謝ることじゃないと思います。 「電話に出られなくてごめんね」程度のことを一度言えば良いと思います。彼のこの行動を正当化しない為にも、彼の気が済むまで謝り続けないこと、 自分も彼と同じように鬼電を返さないことが大切です。

デートDVの関係を深めない為にも、自分自身が依存して行かないように、 「これは違うんじゃないかな」って思うことには、きちんと相手に主張できるようにしていかないとね。

恋愛は色んな形があります。
「普通」という枠は存在しません。

例えば、
1日3回ぐらい連絡を取り合う人
1週間に1度くらい連絡を取り合う人
どちらが正しいとか、どちらがおかしいとかではないです。

お互いがある程度楽に思えて、心地良いと思えることが大切かと思います。
だから、自分のペースと相手のペースでお互いのことを考え二人のペースを作っていくことが大切ではないでしょうか。
その感覚が合う人を見つけて行くことが楽しく、幸せな恋愛をすることに繋がっていくんじゃないかな。
自分だけが我慢するのではなく、自分だけが合わせるのではなく、自分に合う人を見つけていきましょう!

次回は「携帯などは全てチェックされる」について書いていこうと思います。

Text/荻尚子