ジル◯ンダーの財布でいい?恋人への誕生日プレゼントの正解がわからない

恋人への誕生日プレゼントの正解がわからない。

去年も誕生日プレゼントに関する話を書いたけれど、前回から贈り物を選ぶことに対しての気持ちが変わったか、あるいはより加速が加わって、ただただ憂鬱という感情を覚えるように近頃はなっている。

これまで私は3ヶ月以上恋人とのお付き合いが続くことがなかったんで、恋人の誕生日を祝い・祝われるというのを30歳でやっと経験した。
それでやっとわかったのが、サプライズのプレゼントは相当なセンスが必要だってことだ。
サプライズに可愛いラッピングに包んだプレゼントを恋人に渡し、喜ばれてハッピーハッピー。私の中で出来上がっているイメージとしてはこんなものだった。
好きな人からもらったものならなんだって嬉しいはず。という幻想を私はずっと持っていたのだと思う。いや、今だってそうである。

プレゼントが趣味に合わなかったら

ところが現実は違う。確かにプレゼントを渡されること自体はすごく嬉しいと思う。
けれど、その中身が自分の趣味ではなかった時。
服とかバッグとかアクセサリーとか身につけるものの場合、いくら似合うと思って選んだつもりでも、その人にはその人の趣味ってものがある。
私だっていくらこっちの方が似合うからと推されても、それが薄ピンク色のマーメイドスカートタイプのワンピースだったら自分のキャラじゃなさすぎて着たいと思えない。

しかし全く趣味でないものを選ぶほど私もバカじゃない。一応相手の趣味の範囲内で選ぼうとはするんだけれど、ど真ん中に的中させることは難しい。
せっかく選ぶんだから多少は私なりに選びたいし、自分じゃなかなか買わないものを選んだほうが新鮮なんじゃないかと思ってオリジナリティを出そうとするんだけれど、そこでもセンスが問われる。
例えば、古着が好きだからといって価値のあるヴィンテージものを選べばいいかといえばそうではない。古着の中にも色々なジャンルがある。サイズ感、色味、経年変化具合、柄などなど……好きなものだからこそ人はもっとこだわる。
そのこだわりをよくリサーチすればいいのかもしれないけれど、そこに時間をかけるほどの気力はない。
人には人の好みとこだわりがある。それはすごく当たり前な話なんだけど、「普通はそういうもんだろう」と頭でわかってるのと実際プレゼントを選ぶのとでは話が変わる。なぜなら圧倒的経験値が私には無さすぎるし、センスも無い。