酔った後輩女性がエロく豹変!「お前、私の家に来いよ、コノヤロー!」/中川淳一郎

ある時大学の後輩女性・高野さんから会いたい、と連絡が来た。面識はないし、僕の卒業後に入学してきた人物だ。たまたま近日中に、クラスメイトだった吉田と飲む予定があったので、そこにいらっしゃいませんか? と聞いたら高野さんも来ることになった。吉田は突然人が増えても気にするような男ではない。

飲み屋の場所は渋谷。そこにやってきた高野さんは、背が高く長髪が似合う美人だった。3人で乾杯をし、高野さんと僕が初対面だということも伝えたら吉田は「じゃあ、オレと同じか」と言った。3人の素性を明かしたうえで、なんで高野さんが僕に連絡を取ってきたのかを聞いた。

「ウチの大学って真面目な人が多いじゃないですか。先輩から『ニノミヤさんっていうすごくヘンな人がいる』と聞いて、どんな人なんだか興味を持ったんです」

ホメられているのだかおちょくられているのかよく分からない評ではあったものの、こうして会いに来てくれたというのは、好意的に捉えてくれている証だろう。それはそれで良しとすることにした。彼女は現在社会人2年目、広告会社に勤めていると言っていた。相当な倍率をくぐり抜けてきたことだろう。

19時に開始した飲み会だったが、22時になると家が大船にある吉田は「先に帰るわ」と5000円札を1枚置いて外に出て行った。そこから高野さんのビールを飲むペースが俄然早くなっていく。30分で2回も便所に行くほど頻尿になっており、その速さが心配になるほどだった。

酔った高野さんが豹変!

そして、戻ってきた時、呂律が周ってなかったのだが、「おい、ニノミヤ、もっと飲め!」と強引に大瓶のビールからグラスにビールを足した。「半分以上入ってるよ、ビールの注ぎ足しはよくないよ」と言うことはないものの、とにかくこの豹変ぶりには驚いた。

その後彼女は僕が一口飲むたびにビールを足していき、ついには追加の大瓶を頼んだ。そしてさらに便所へ行く。そしてこう言った。

「おい、ニノミヤ、このビール空けたら、お前、私の家来いよ、コノヤロー!」

会ってその日でまさかの展開である。誘われたら断ることはないのが僕の信条のため、「はい、行かせてもらいます」と言い、残りのビールを飲み干して会計をした。彼女の家は千駄ヶ谷だという。タクシーで10分ほどだ。自宅近くのコンビニで降車してからビールとつまみを購入。二人して千鳥足で彼女の家に向かった。

僕は歯ブラシを常に持っているので、それを使って歯を磨いた。彼女も電動歯ブラシで歯を磨いた。「シャワー浴びていいよ~」と言う。すっかり4時間前の敬語で喋る丁寧な後輩の姿はなく、同級生扱いをされている。まぁ、その方がこちらもラクだ。ただ単に年が上なだけでエラいわけではない。僕はバスタオルを腰に巻き、ベッドに座った。彼女もシャワーを浴びに行ったが、僕はビールを飲みながら帰りを待った。

戻ってきたところで彼女は再びビールを飲み、口に含んだビールを僕の口に入れてきた。そしてベロリと舌を絡めてきた。そこからはもうやることはやる、といった感じで体位を入れ替え、1時間ほど挿入し続け、彼女は激しく腰を動かし続けた。本当に5時間ほど前の彼女とは別人だった。