「今年こそ目出し帽を買おう」

毎年この時期になるたび痛感するんですけど、冬ってホンット寒いですよね。ミカコちゃんは特に冬が苦手なので、「冬がキライ」を通し越してもはや、「冬が怖い」くらいに思っています。いかに暖冬と言えども、です。

んで冬が来るたび、「今年こそ……今年こそ目出し帽を買おう」とAmazonやら楽天市場を閲覧するのですが、さすがに毎年思いとどまっております。あんなもん被っているのは強盗犯くらいですからね。デートに目出し帽なんぞ被っていったら、間違いなく秒でフラれるでしょう。

とは言え寒いもんは寒いのです。頭と耳はニット帽(普通の)で防寒できても、ほっぺたは無防備! そこで、手の平でほっぺたを覆う仕草が必要になってくるわけです。

待ち合わせシーンを想像してみてください。目出し帽を被った姿と、手の平でほっぺたを覆っている姿……男性が好むのは確実に後者のほうでしょう。さらに、ほっぺたを覆う手の平にミトンの手袋がはめられていればカンペキです。五本指手袋よりも、あどけなさが演出できるので。

ほっぺたを覆うメリットは多い!

しかも! ほっぺたを手の平で覆うことで「小顔効果」というプラスαもあります。ミカコちゃん自身、顔がデカいのがコンプレックスでして。「大きい顔のほうが歌舞伎の舞台では映える」と慰められたこともあるのですが、ミカコちゃんは歌舞伎役者じゃなく一般ピープルですし、何らメリットがないのです。メリットどころか、女子はみんな大好きな「腕枕」を「顔が大きいから重たいであろう」と遠慮せざるをえない人生でして。

腕枕は諦めるにしても、ほっぺたを手の平で覆えば顔の大きさをカモフラージュできます。こりゃもうやるっきゃないでしょ。例えばカフェでホットドリンクを飲んでいる際など、マグカップから手の平に伝わった温かさを得るニュアンスで顔を覆う……みたいな仕草とか良いと思います。

また、ついでにネイルや指輪などのオシャレもアピールできますね。まとめると、ほっぺたで手の平を覆えば、あどけなさが演出でき、小顔効果もあり、さらにはオシャレ力も伝わります。是非お試しを。

Text/菊池美佳子