親愛なるAM読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。ものすごい愛です。
年末年始は実家にて親を顎で使いまくり、ひたすら食っちゃ寝を繰り返し、上げ膳据え膳で甘やかされまくったせいで、正月三が日が明けてからも自堕落な生活を送っております。
そろそろやばいな……とは焦りはあるものの、これが本来のわたしの姿なのでは……?という気も。
そのうちダラダラするのも飽きるだろ! 飽きてからシャキッと生活しよ! と自分に都合のいいように諦観し、撮り溜めていた正月番組を消化する毎日です。
前回の記事では、20歳上の習い事の先生を好きになり、告白したいけれど迷惑にならないかと悩んでいる女性からの相談でした。
そもそも、告白なんてものは自己満足の究極系です。
迷惑かどうかは相手が決めることですが、そのハードルを飛び越えたいというエネルギーがあるのなら告白するかどうかは自分自身だけが決めていいのです。
その勇気なくしては、豊かな人間関係の構築も自分の成長もありませんから。
よき理解者である幼馴染にプロポーズされた
【相談】
私は今26歳で現在お付き合いをして2ヶ月ほどの彼氏(2個年下の公務員)がいます。自分の年齢的にもそろそろ結婚を視野に入れたいですし、今までお付き合いした人の中で1番好みであり、この人と結婚するのも良いだろうな〜と初めて思った人です。彼氏も結婚願望が強く、早く子供が欲しい、家を建てたいなんて話もしています。 ただ私が資格取得の勉強中のため具体的な話は進んでおらず、色々落ち着いてお互いのタイミングが合えばと話したりはしています。しかし、家柄や住んでいる場所、生育歴、信仰など乗り越えなければならない問題が多くあるため、この人と結婚したらきっと幸せだけど、そこに至る過程もそこからも大変だろうなという予感があります。今は好きな気持ちが大きいし、結婚のことは先の未来としてぼんやり頭にあるだけで、お付き合いをしている幸せを噛み締めて満足しています。
そんな最中、15年来の幼馴染に結婚を前提に付き合ってほしいと告白されました。彼は大病を経験して、凄く大人でしっかりしています。真面目で一途なタイプで、今までお互いの恋人の相談をたり、人生や考え方についてたくさん話ができる良き理解者であり、親友でもありました。彼氏がいること、結婚したいけど難しいと思うと伝えても、自分を選んでくれるなら待っていられると言われました。私の恋愛遍歴も知っていて、ただ楽しいだけ、寂しさを埋めるための刹那的な恋愛は辞めたほうが私のためにも、彼のためにもなるとも言われました。正直その幼馴染には恋愛感情もないのですが、人間としては尊敬しているし大好きです。家族ぐるみでの付き合いもあり、私のことを1番理解してくれる人でもあります。条件的に幼馴染以上の人は居ないし、私のことを1番好きで居てくれる人なのだと思います。自分の親も、幼馴染との結婚に大賛成です。結婚をするならこの幼馴染とするのが1番幸せになれるのだと思います。ただ年末くらいまでには、これからの人生のパートナーとして誰を選ぶのかはっきりして欲しいと言われています。
彼氏と別れてすぐに付き合えなくても良いし、気持ちの整理がつくのを待ってると言ってくれて、こんなに良い条件は本当にこれからの人生でないと思っています。ずるい考えですが、今の彼氏とたくさん遊んでたくさん思い出を作って、それを1番好きだった人との幸せだった時の煌めきとして持っておいて幼馴染と結婚するのが良いのではないかと思っています。一方で、結婚をするのであれば幼馴染の彼とした方が良い、とわかっていても、今の彼氏のことを好きな気持ちが消える自信がなくちゃんと思い出に昇華できるのか、そもそも年末頃までには別れなければならないのだと思うと苦しいです。そんな気持ちで、幼馴染の彼とお付き合いするのは申し訳ないとも思います。 自分が打算的でずるいのはわかっています。 どうしたらよいでしょうか。(26歳女性)
どうしたらいいのか、というのは「今付き合っている彼と幼馴染の彼、どちらを選んだらいいのか」といった意味合いも含まれているのだと思いますが、それを決めるのはあなたです。
わたしは「いろんなハードルを乗り越えて大好きな彼と付き合い続けた方がいいよ」「今の彼との思い出をたくさんつくったあと幼馴染の彼に乗り換えなよ」なんてことは言えません。
あなたはご自身のことを「打算的でずるい」と形容しています。
正直なところ、わたしも「打算的でずるいな」と思いましたし、今付き合っている彼があなたの現状や心情を知れば腹も立つでしょう。
でも、恋愛や結婚はなにも美しいことばかりではありませんから、どちらの男性と過ごすことが自分にとって幸せなのかと考えることは決して悪いことではないと思います。
少し話は逸れますが、わたしは夫が大好きで、夫もわたしのことを大好きだから結婚しました。ですがそれ以外の部分、たとえば夫が仕事をしておらず、わたしにとって理解しがたい信仰をしていた場合、何も気に留めず結婚していたかというと、「そんなの関係ないぜ!」と自信を持っては言えません。
もしかしたら、たくさん悩んで、夫と話し合って、大丈夫だろうと思えたら現実と同じように結婚していたとは思いますが、少なくともそのハードルについて悩んだり乗り越えるための努力を要するぶん、今よりも苦労はあっただろうな、と。仕事や信仰、生育歴はその人自身を形成する要素になってますしね。
双方の気持ちが一番大事なのは大前提ですが、それ以外の部分、いわゆるスペックなどを全く気にせず結婚できるかというと、きっと難しいはず。
だから、わたしはあなたの今抱いている感情を否定するつもりはありません。
とても丁寧に相談文を書いてくださっていますが、文章からだけではどうしても状況の把握に限界があります。
なので、客観的な立場で気になる部分、ツッコミを入れたい箇所に「これについてはもう少し掘り下げて考えたらどうだろう」「こんな考え方をしてみては?」と一つずつ指摘していきますので、結論を出すための判断材料にしてただけたらと思います。