人間ってよくできたもので、どんなに辛いなと思っていても、たいていの場合体と心が慣れてきます。
五月病は環境が大きく変わった後なので、このタイミングできつくなっているだけ、という場合がほとんどよ。

ほら、青虫が蝶々になるときって、いったんさなぎになるでしょ。
さなぎってほとんど動かないじゃない? でもさなぎの体の内部は、物凄い激動の状態。全く新しい体を作り上げるために、動かないでじっとしているのよ。

五月病の時期だって、さなぎと同じ。自分ではわからないだけで、新しい環境になじむために、心身が凄く変化しているの。
ほとんどの場合、もうちょっとしたら、ちゃあんと蝶になって羽ばたくことができるのよ。

だからゴールデンウィーク明けの辛い時期、なるべく物事を深く考えず、目の前のことを淡々と処理していく。
「自分はここに来て良かったんだろうか? こんなんでいいんだろうか?」なんて深いことを考えない!

まだ、ここがどんなところがよくわかってもいないんですものね! どうしてもダメだと思ったら、いつでも、どんなときでも、何とかやりようがあるんだから。早まらないことよ。

そしてさなぎの時期をなるべく快適に過ごすために、友達とおしゃべりする、ほどほどに買い物する、映画を見る、コンサートに行く、なんでもいいからストレスを受け流せるよう自分へのご褒美をいっぱいあげておきましょ。

五月病? さなぎの時期と 思いなさい あと少しだわ 楽になるまで  Tomy

今日は、短歌で締めくくってみたわ。参考になったかしら?

※ただ、稀に五月病をきっかけとして、適応障害、うつ病などに移行することがあります。
万が一、不眠が数日続く場合、死にたい気持ちが強く出る場合などは早めに精神科を受診することも必要です。

次回は、「高スペックな男子と上手く付き合えないO.K.さんの相談」をお届けします。

Text/Tomy

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