AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式

海外に住んでみたいなと思う人へ

永住する国を決める秘訣は「居心地のよさ」パリに移住を決めた女性の本音

パリに移住したいと思った理由

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Romain Toornier


 パリに住んでいると日本から色んな人が会いに来てくれます。中には昔の上司や、同僚、随分連絡を取っていなかった友人、あまり話したことはなかった程度の知り合い等々、本当にいろんな人です。

 彼ら彼女らは、実際にリアルなパリを体験してみて「日本の方が、言葉が通じるし、安全だし清潔だからいい!」と思う人も少なくありません。
中には「私もパリに住んでみたい」と言う人もいます。でも、本当にパリに移り住んだ人は今のところいません。

 やはり、日本には自分の家も仕事も家族もある。それを覆すほどパリに住みたい欲求は高いわけではないようです。

 私の場合、初めてパリに訪れたとき「パリに今すぐにでも住んでみたい!」と本気で思いました。その理由は色んな偶然が重なったからだと思います。

 例えば、パリでフランス人の友人たちに再会したことや、パリ在住の日本人の方々と出会う機会があったことです。現地で人との出会いがあると、その街への親しみが随分と増します。

 他にも「みんなパリは花の都っていうけれど、そんな良いところばかりじゃないはず!」という風に期待をせずに行っていたので、予想をはるかに裏切られる程パリは素敵な街だと感じました。

 それにそれに、男性たちが私のことを「マダム」「マドモワゼル」と呼んでくれることに感動を覚えたのです。

 日本にいるときの私は、男性ばかりの職場で「自分が女性であること」を忘れて仕事していました。
プライベートでも「サバサバした」風な嘘っぱちキャラクターが抜けきれず、スカートをはくことや、化粧をすることを恥ずかしいとすら感じていたのです。

 自分の「女性」の部分をうまく表に出せないまま、男性とのお付き合いもどうやったらいいのやら……。
と、悶々としていたので、パリではどの男性も私のことを「女性」として認識してくれ、「女性」として接してくれることがうれしかったのです。

 そういった、うれしさや楽しさが重なると「パリ最高」という印象が強烈に焼き付きます。
それ以降、日本に帰って来ても「パリに戻りたい」という熱病のようなものにかかってしまい、数ヶ月後にはパリに戻ってきたのでした。