ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、M男性から喜ばれている女性って誰?」
担当編集I嬢:「普段から天海祐希さんみたいにキリッとできたらいいんですかね」
今週のテーマは「M男性の喜ばせ方」です。喜ばせ方に言及する前に! 「M」の定義を明確にしておきましょう。
Mは、マゾヒズムの頭文字です。決して「マッチョ」や「マイルドヤンキー」のMではございません。なお、マッチョ男性を喜ばせたいなら上質なプロテインを与えれば済む話です。マイルドヤンキー男性を喜ばせたいなら、ドンキやイオンに行きたがれば済む話です。
話を戻しましょう。マゾヒズムの語源になっているのは『毛皮を着たヴィーナス』の作者ザッヘル・マゾッホ氏です。『毛皮を着たヴィーナス』は、主人公がとある女性に対して、その女性の奴隷となり、彼女の命令と願望を全て実現すると誓うお話。
フィクションかと思いきや、マゾッホ氏の実体験が元になっていると言うから驚きです。マゾッホ氏ほど過激でなくとも、ご奉仕されるよりもご奉仕したいとか、攻めるよりも攻められたい男性は一定数存在するでしょう。
M男性をベッドの上で喜ばせるのは比較的カンタンかと。顔面騎乗とか、前立腺刺激とか、いくらでも方法はあるでしょう。
難しいのは日常生活において。相手がMだからと言って、首輪にリードを付けて歩かせるわけにもいかないですし、「私をジョエル・ロブションに連れて行きなさい!」と命令するのもちょっと違うような……。
Mな彼を平常時も喜ばせたい!
今こそ全ての日本国民に問います。
M男性をデートなどの日常生活で喜ばせるにはどうしたら良いのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「デートにボンデージ姿で登場すれば喜んでくれるかな」とか「足元はもちろんピンヒールですよね」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。日常生活でM男性を喜ばせるには……!?
「手の繋ぎ方にひと工夫」です。
- 1
- 2