どうしてもパリに住みたいなら…

パリに一人で来て、やっぱりパリの中に住みたいという人は、ルームシェアしたり、ホームステイ、もしくは屋根裏部屋の10平米もないような小さな部屋に住む方法もあります。
また、学生であればフランス人でなくとも申請できる家賃補助を利用するとよいでしょう。

アパートも家具付き、なし、と種類があり、他には6階なのにエレベーターなしというのも、珍しくありません。
パリのアパートは築100年超えもあたりまえなので、階段も歴史を感じされるすり減りがあったりと味があります。
それを味とみるか、ボロボロと見るかはあなた次第なわけですが。
ほかにもバスタブなし、お湯はタンク式で一度使い切ったら、次のお湯がたまるまで待つという(ここはパリでなくてインドか!)と思うような旧式システムが普通にあります。

こういう情報をじっくり在仏日本人の掲示板サイト見て、値段と条件の折り合いをつけていざパリ生活がスタートすることとなります。

日本人にアパートを貸したいというフランス人大家さんが多いのも事実です。
(日本人だと綺麗に使ってくれるしトラブルが少ない等の理由で人気)
ただ、フランス人の大家(男性)とアパートの見学に行ったところ、襲われる!というとんでもない事件も起きている噂も聞いた事があります。

これまた日本ではあり得ないような状況があり得るパリのアパート探し、慎重に選びたいところです。
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参考リンク:在仏日本大使館「不動産契約時の注意点」
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Text/中村綾花

初出:2014.03.04