日本の異常なセックス事情ドキュメンタリー
AMで連載中の「毒吐きはあちゅうのアラサー恋愛入門」を拝読したところ
「婚活」や「女子力」という言葉に苦しめられていた当時の感情がフラッシュバックして急に息苦しくなってしまいました。
だって、はあちゅうさんの語る内容や感情がとってもリアルなんですもん。
読んでるとリアルになう女子会に参加している気分になっちゃいます。
さらに昨晩フランスのテレビで放送されていた日本のセックス諸々事情についてのドキュメンタリー(おそらくフランス人によって作られたもの)を観て、
今の日本人男性の性欲や環境がどんなものか改めて知り、やっぱり日本での恋愛や結婚は難しいというのを思い出して気が遠くなってしまいました。
具体的にどんな内容だったかというと、テレビをつけてまず目に飛び込んできたのが世界に誇る日本のオナニーグッズ、テンガの全商品を目の前に社長さん自ら商品の使い方説明(もちろんモデルを使っての実演)。
その後、女体セックス人形の工場が映し出され、
これまた社長さんと思われるオジサマが「お客様の好みによってオッパイにはいろんなサイズがあるんですよ」「人形とはいえ本物の女性と同じようにやさしく接してくださいね」などなど、
オッパイを躊躇なくモミモミしたり、お人形のお股を開いたりしながら解説してくれていました。
つづいて風俗、キャバクラやガールズバーに通う男性(30代後半)にインタビュー。
その男性は「実際の女性とのセックスは、相手が気持ちいいかどうか考えないといけないけど、風俗だと自分は何も考えず身を任せて赤ちゃんのようになれて楽なんです」と、びっくりな本音を話をしてました。
他に「精神的に問題があって、女性と交際ができない」という直球解説付きで紹介された30代男性が、女性との関わりの代わりに猫カフェで猫と戯れるという映像が映し出され、
その映像の背景に流れるのは悲壮的なクラッシック音楽。
一方20代の若者インタビューでは眉毛を整え、スキンケアばっちりでお肌つるつるの男子が
「恋しても相手の女性でなく、恋している自分が好き」と、これまた興味深いコメント。
1時間数千円で女性の膝枕で耳かきしてもらえる日本独自のサービスの紹介もあり、一連の耳かきシーンをジットリとポルノのようにとらえた映像に私は固まってしまいました。
女性の意見もということでしょうか、女性向けアダルトグッズショップを経営する北原みのりさんのインタビューもあり「昔と比べて男性が女性とセックスをすることに力を注がなくなってきている」という現実を話していました。
銀座のバーを経営する女性も登場し「人と人とのつながりが薄くなっている。東京ではみんなひとりぼっち」という確信をついたコメントも。
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