「モテ」や「女子力」に怖気づいてしまう

それは、「モテ」や「女子力」という本当ははっきりした姿のない言葉に無意識に脅迫観念を感じたことが大きな理由だと思います。
例えば「モテ」というものは、オッパイが大きくてかわいい顔をして隙のある女子だと思い込んでいたし、
「女子力」というものは、キレイな爪、髪、化粧、洋服を完璧に駆使して女性らしくあることだと思っていました。

だから「モテ」や「女子力」から程遠い私=絶対にモテないという自分決めつけた否定から逃れることができなかったのです。

「モテ」や「女子力」に近づけられるよう努力してみようかと無理してしまうと逆効果「なんで私はこんなに女子力がないんだ!」ともっと自分を嫌いになってしまうだけ。
今だから声を大にして言えます。

「モテ」や「女子力」とか本当にどうだっていい!

ここ最近、ネット上で女性向けの記事を読んでみると、相変わらず「婚活」「モテ」「女子力」という言葉も廃れるどころか、精神的リストカットかと思われるような自虐ネタがちやほやされているように見えます。
「どれだけ私がモテないか」「どれだけ私は不幸でブサイクか」…等々。
読んでいて思い出したのは、一生結婚ができないと不幸だと思い込んで焦っていた頃の自分です。
知人が結婚するという知らせを聞いて、喜べるどころか不安がさらにヒートアップする精神状態でした。
素直じゃなければ人の幸せも喜べない。

じゃあ、素直になるにはどうすればいいの?

このとっても大事な大事なヒントは、来週に続いてお話しようと思います。

Text/中村綾花