「目の前の事実」と「自分の感情」を切り離そう

 時を同じくして、別の男性とも待ち合わせをしました。
「今日は終わるの遅いから、新宿に23時半に来て」と言われ、
それまでにいた新橋からはるばる酔っぱらいをかき分けての大移動。

 相手の終わる場所に合わせてあげてるわけだし、
「来て」と言われてからずいぶん待つのに来ないせいで
寒くてこごえるし、夜遅いせい&場所柄、
変な人が「よう!姉ちゃん!」みたいな感じで声かけてくるしで
「なんであいつのせいでこんな目に」と一瞬思ったけど
よく考えたら、「家にまっすぐ帰る」という選択肢をとらずに、
会いたくて来ているのは私の勝手なわけで。

寒いのも、変な人が声をかけてくるのも、別に相手のせいじゃないし。

 そう思ったら、別に腹もたてずに淡々と待てて、
会えた時は、マイナス感情一切抜きの幸せな気持ちが湧いてきて
「私ってば成長したな」とまたもや自己陶酔にひたりました。

 でも、「目の前の事実」と「自分の感情・捉え方」を切り離すクセがあれば
デート中の上機嫌は保たれるし、相手に対してのイライラも抑えられて、
恋愛の楽しい時間を引き伸ばせるのではないかと。

 自分が楽しければ相手だって私と会っていてますます楽しいだろうし、
もっと大事にしようと思うだろうし、常に「上機嫌の恋人」でありたいなぁ。
恋愛に限ったことではないですが、相手を変えようと思ったところでなかなか変わらないから、自分が変わることで毎日の質が上がればいいな。そんな風に思います。

 次回は、【異性に甘えたい時のサイン】をお送りします。お楽しみに♪

Text/伊藤春香(はあちゅう)

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