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とにかくカッコいい!楽しく生きまくる&強すぎるスーパーヒロイン映画の傑作たち

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こんばんは。隣の部屋の人が掃除機をかけ始めたAM1:30です。

まぁ、人それぞれの事情があると思うのでいいよ。

アメコミをはじめとした「ヒーローもの」映画がハリウッドで隆盛を誇るようになって久しいですが、みなさんは馴染みがありますでしょうか。

以前はヒーローが活躍するアクション映画なんて男の子のものでしょ?って風潮が根強かったように思います。かくいう私も一体何度「彼氏の影響?」的なことを言われたことか…。

やめろ!!彼氏なんていません!!!

しかしそんなヒーロー映画も今では性別や年代を問わず楽しんで当然。様々な作品世界が広がるジャンルになりました。ヒーロー像も多様化が進み、かつてはほとんど見られなかったスーパーヒロインも続々と登場

正義の味方に性別なんて関係ない!けど、同性のキャラがこれまであまり見られなかったアクションをがっつり見せてくれて、血沸き肉滾るなという方が無理な話です。

DCコミックのスーパーヒロイン単独映画『ワンダーウーマン』はそんな超絶気持ちいいアクションと、正義を行使するということの深遠なテーマ、そしてその中でこそ生まれた最上のロマンスを描いた全部乗せの傑作です。

実は主人公のワンダーウーマンはこの時点で既にDCシリーズ『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生』でお披露目を済ませています。ちまちま仲間割れをしていた2大ヒーローが(失礼)、のっぴきならないピンチに陥った時に突如としてドチャクチャカッコいいテーマ曲を引っ提げて登場するというおいしさで、すっかり場をさらってしまいました。(『ワンダーウーマン』はそれよりもずっと前の時代のエピソード0的なお話なので、こっちを予習はしなくても平気です。でも面白いよ。)

神のような主人公が出会ったはじめての男性

『ワンダーウーマン』の物語は、全能の神ゼウスと軍神アレスの戦い、人間、神の恩恵を受けた女戦士アマゾネス…という神話そのものの背景で始まります。

特別な力で外界から隔絶された平穏そのものな島で、いつか来るべき宿敵との戦いに備え訓練に励むアマゾネスたち。時は大戦下、アマゾン族のプリンセスであるダイアナはある日海で沈みかけている一人の人間をすくい上げます。彼の名はスティーブ・トレバー大尉。女性しか存在しない世界でダイアナが見た初めての男性でした。終戦を願い暗躍するスパイである彼から事情を聞いたダイアナは、自分ならその戦を止められる、人間を救える!と旅立ちます。人間を戦争に狂わせているものこそが宿敵・アレスだと信じて……。

ぜんぜん関係ないけど生まれて初めて見た男性がクリス・パインだったらカッコよすぎて、2人目見たとき「あれっ?」ってなるでしょうね。

人間界にやってきたダイアナにとっては流行りのファッションから可愛い赤ちゃん、男女の婚姻まで何もかもが新鮮。目を離せない彼女と右往左往するスティーブのシークエンスはいかにも『ローマの休日』的なユーモアが漂いますが、ダイアナはあくまで<人間以上の存在>。スティーブも決して「無知な君に教えてあげよう」という上から目線の態度を取りません。自分たちとは全く理屈の違うダイアナ側の文化を努めて咀嚼し、人間という生き物の業についてもどうにか理解してもらおうと言葉を尽くします。

一方、無邪気なダイアナが「人間の男女はどうして永遠の愛なんて誓い合うの?」「働いて、食べて、結婚して子供を育てる人生ってどんなもの?」と問いかけると、彼は答えに窮してしまいます。

「僕には見当もつかない」と。

<普通の人生>を犠牲にして世界のために諜報活動をして生きてきたスティーブは、戦線を突破する圧倒的なダイアナの力に助けられ、何者をも見捨てない彼女の強い信念に希望を見る。

そして一騎当千の戦士であるダイアナも、どんなに能力の差があっても絶対に彼女を孤独に戦わせることをせず常に最善を尽くすスティーブに、深い信頼を寄せていく。

考え方は全く違っても目線の先に同じ平和を求める二人は、やがて互いへの愛を原動力に、より大きな困難に立ち向かうことになるのです。

「共に戦ううちに惹かれ合っていく男女」にこれほど必然を感じたのは初めてかもしれません。

とにかくカッコいい、深い、そしてロマンティックの三権分立。

ワンダーウーマンの戦いはDCシリーズとしては『ジャスティス・リーグ』へと続いていきますが、なんとこの秋、単独映画の続編も公開予定。今のうちに追いついておきましょう!

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