お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。
彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。
そんなハナコさんが、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるとっておきのおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。
冷凍保存してお弁当にも! 生鮭、生タラでもOK
仕事帰りにスーパーマーケットへ行ったら、まず直行するのが魚売り場です。毎日売り切らなくてはいけない魚介類は、閉店直前の割引タイムこそ宝の山……。刺身は厳しくても、切り身ならまだ買う価値あり!
今の季節なら、もちろんブリの切り身一択。秋から冬にかけて脂がのりまくったブリは、お酒のつまみには最強なのです。
ポイントは下ごしらえ。切り身にまんべんなく塩をふって10分ほど置いたら、表面に出た水分をキッチンぺーパーでふきます。これで、魚の生臭みがかなりとれる!
さらに軽く塩をふってグリルで焼けば「塩焼き」。すぐに食べない場合は「にんにくみそ漬け焼き」がオススメ。というか、にんにくみそ漬け焼きが食べたいからブリを買うという気も。肉厚のブリと、にんにくみそは相性サイコーですよ。あー、焼酎をくれ!!
つくり方は、密閉袋にみそ、おろしにんにく、酒を少々入れてもみ、下ごしらえしたブリを入れてまぶすだけ。15分ほど漬けて焼いてもよいけど、できれば一晩おいて翌日の晩酌用がちょうどいい。
私は2切れ買って漬け、余ったぶんは密閉袋ごと冷凍します。冷めてもおいしいし、お弁当のおかずにも本当にちょうどいい。
ブリ以外なら生鮭、生タラなんかもおいしく漬かります。調味料で漬けてあるだけで「料理した感」が出るし、晩酌を用意する気持ちに余裕が生まれますよー!
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