お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。
彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。
そんなハナコさんが、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるとっておきのおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。
卵焼きやサラダ、ごはんに混ぜてもOK!冷凍保存できる万能おかず
ひじきを食べると、「体にイイことしてるな~」と思う。
納豆やヨーグルトを食べてもそう思うのですが、ひじきは「調理しなくちゃ食べられない」ところが一段上(?)というか……。
実際、ひじきには、体に不足しがちな鉄分やカルシウムがたっぷり。
食物繊維を豊富に含み、カロリーだってかなり低い。
酒好き女性たちの晩酌には、今すぐ取り入れたい優良食材!
……んが、実際は、さほど食べないですよね。ひじきの煮もの。
そもそも五目煮って面倒だしさー。毎日、延々と煮物ってのもどうなのよ……。
わかります、わかります。ひじき、食べたいけど食べづらい。
そんなみなさまに朗報!
実は私、2カ月に一度くらいの頻度でひじきを調理しております。
丸ごと一袋もどして、一気に調理。
それでも全然面倒くさくないし、あっという間に食べ切れる。
秘訣は……五目煮にしない。具は、ひじきだけ!
しょうゆではなく、ナンプラーとみりんで味つけする。
その名も「ナンプラーひじき」。
これなら、にんじんや油揚げ、大豆などの具がなくてもすぐできる。
ナンプラーで味つけすることで、「ザ・和食」感が薄れてアレンジしやすい
(加熱することで、ナンプラーの香りがとんで塩気とコクだけが残る)。
そのまま食べるのはもちろん、卵焼きに入れたり、サラダにしたり……。
別の食材と組み合わせやすいので、食べきるのはあっという間!
一から作るのは大変だけど、この状態まで調理してあれば、毎日気軽に取り入れられるのです。
それでも残りそうなときは、冷凍もOK。
小分けにしておけば、「最近、食生活がヤバい……」というときの、強い味方になりますよー。
ごはんに混ぜるだけで、ヘルシーな「ひじきごはん」の完成!
お弁当の「1品足りない!」にもぴったりです。
ぜひ、たっぷり作って常備してみてくださいね~。
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