本日、AM編集部の学生バイトの子が、大学卒業に伴い辞めることに。
かなしみ〜。
でも、社会に羽ばたく学生バイトを笑顔で見送るのが、社会人の務めです。
AMは学生バイトの子がたくさんいるので、昨年は『新卒の疑問を解決する本』を作り、プレゼントしました。
でも、今年も同じじゃ芸がないし、何よりすまん、いま年末進行の最中なんや……。製本してる時間がないんや……。
なので、この連載枠を使い、社会に羽ばたくバイトの子へのアドバイスをおくります。
テーマは「いままでの経験で考える社会人に大切なこと」です。
えらそうなことは言えませんが、それでもAM編集部は20代後半〜30代中頃の社会人なので、たぶんそこそこは学んでると思うんだよな〜。
金井から贈る言葉
意外に社会人になってすぐは教えてもらえない気がするんですけど、成功してる人って、ここは大事だ! ってところではめちゃくちゃ地道に準備して、ものすごい気合いれて臨んでるんですよ。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、成功してる人ってパッと見涼しい顔をしていることが多いのでわかりづらいんです。でも決めるべきところで、絶対手抜かずに決めてます。
職種にもよるんですけど、たとえばここは絶対通すべきプレゼンや、自分が何か初めて表に出すものを作り上げるとき(社内社外問わず)など、ここで成功したら少し人生変わるかも、っていうチャンス自体は割とめぐってくるものです。
そのときに、根回しから企画の精度をあげるところまで、やれることは全部やる勢いでやることですね……!
自分が取り組むもので、すでに名をあげている人に何人か会いに行くとか、絶妙に面倒くさいことも全部やる。こういう積み重ねを、やってる人はまじでやってるんですよ。こういうところで出し抜かれます! 運だけでは確実にないです。
別に通常業務はそこそこでよくて、自分のターンだ! ってときにびっくりする位がんばるってことですね。うまくいっている同年代からは「成功をうらやましがる人に限って、そういうチャンスで普通通りにしかやらないから、何も起こらないんだよね」って話をよく聞きますんで! がんばりましょう!
(金井)
大川から贈る言葉
32歳になったからか、周りに家族持ちが増えたからか、ふと自分のライフプランを見直す機会があったんです。そんなときに出会ったのが「転職の思考法」という本。
発売たった2ヶ月で10万部突破と話題になった本なのですでに読んでいる方もいるかもしれませんが、転職に限らず、長らく普通の会社員をやっていると「何がしたいんだろう」「自分の市場価値は?」「高いスキルなんてないし」と考えてしまいがちなんですよね。
そういった「キャリア形成ってどうやるの?」についての具体的なTipsが書かれているのでぜひ本書を読んでもらいたいのですが(物語なのでめちゃくちゃ読みやすい!)、中でも特に印象的だったのが、
「キャリアとはデザイン。デザインとは、ある判断に基づいてやるべきか、やらざるべきかを選ぶこと。まずはその軸をもつことからスタートする」という記述です。
そして、
・自分の好きなこと、苦にならないこと、理想も憧れも「ラベル」にせよ(ラベルがあるやつが強い)
・「そのラベルがより強固になるか」の判断軸で仕事を選ぶ
が大事だといいます。
これから社会に出ようとしているあなたがこれから先、どうやって自己実現していきたいか、自分の武器となる揺るがない軸が一体何かをぜひ考えていってほしいです。
(若いときに読んでおきたかった―!笑)
(大川)
- 1
- 2