2か月生理が終わらない。ずっと避けていた「婦人科」に行ったら

勇気を振り絞って行った「婦人科」

婦人科の写真

2か月生理が終わらない。もともと環境が変わったり、眠れない時期が続いたりすると生理が来る体質だった。周期も28日ときちんと来るものではなく、多少前後する。しかし、いつもであればその臨時の生理が3日~1週間程度で終わるにも関わらず、今回は2か月ほど続いている。原因らしい原因もない。そういえば、少し前までは1か月以上蕁麻疹が出ていたから、自覚がないだけで体が何かしら疲れを察知し、「少し休め」という危険信号を出してくれているのかもしれない。

私は今まで、自分の身体と向き合ってこなかったように思う。特に、女性特有の部分に。そのためつい最近知ったのだけれど、月経以外の出血を「不正出血」と呼ぶらしい。不安を掻き立てるだけなのは承知の上で検索したところ、この不正出血は子宮がんや子宮内膜炎、子宮筋腫などの疾患が原因で生じることもあるそうだ。
自分の知恵を絞っても、人に問うてもそれらしい解決策がない。なるべく避けたかった「婦人科に行く」という手札しか残されていなかった私は、勇気を振り絞って行ってみることにした。

そもそも私は病院という場所が苦手だ。口コミを見つつ考えた末、婦人科のみかつ女医さんに診てもらえるところを探した。が、まず、予約がほとんど取れない。予約のできない婦人科であれば5分の診療だったとしても2~3時間待たされるのが当たり前らしい。たくさんの婦人科のなかからようやっと予約が取れたのは4日後の日曜日。午前中最後の時間だった。
結果としては、何もなかった。本当にストレスが原因だったようで、女性ホルモンのバランスを整えるため10日分のピルを処方されただけで、無事に婦人科を後にすることができた。

ここから先書くことは、あくまで私が体験したことであって、脅すためではない。
もちろん、少しでも違和感・異変を覚えたのなら、すぐにでも婦人科に行くべきだと思う。健康であること、生きられることを第一に考えるべきだ。しかし、それと同時に、「そりゃ子宮がん・子宮頸がんの発見も遅れてしまうな……」と思わずにはいられなかった。