RPGの主人公のように無敵な旅をする限り、これからなんだってできる気がする

決定的な理由はない。自分の生活に変革を起こしたもの

森の中を歩く女性の画像 Micah. H

 周囲の人と同じような生活をし、一段一段、階段を上るように人生のステージをクリアしてきたはずでした。しかし、ある日突然、何かに熱中しすぎてしまい、自分の生き方そのものをぶち壊してしまう人がいる。私もまさしく趣味によって人生を破壊してきたうちの一人で、自分の生活に少しずつ変革を与えてくれたのが、一人旅でした。

 当時、国外にすら出たことのなかった私。頭の中にあった「大学生になったら、なんとなく友達と海外旅行に行く」いう考えから、大学でできた友人と4人で向かった韓国。その後、「カレー好きだし楽しそうな国だから」とろくに調べもしないで初めて一人で訪れたインド。そして、「今行きたいと思ったから」と“新卒”の称号を蹴って、20か国ほどを周った約9ヶ月間。
今思い返すと、これだけ旅行に人生を振り回されているのに、決定的な理由なんて一つもないんですよね。ただ「なんとなく行ってみたいから」という気持ちが強かったのと、後先考えない性格が上手く働いた結果なんじゃないかな、なんて思います。馬鹿なんですよ。今は会社員として働いていますけど、就職できていなかったらどうしていたんでしょうね。考えるだけで怖い……。

 先日もゴールデンウィークを使って1週間ほどキューバに行ってきたのですが、フライトチケットの確保、宿の予約、スケジューリングなど、全て自分で行い、キューバの公用語・スペイン語も話せぬまま、「なんとかなるだろう」と思いつつ向かいました。
キューバに決めた理由も「なんとなく、行ってみたかったから」。現役で走っているクラシックカーが見たかったからとか、モヒート飲みたいとか、なんでもない動機ばかりが浮かんでいましたが、たまたまスケジュールにぴったりハマる航空券が手に入ったため、後先考えずに急いで購入してしまっただけでした。