人生の刺激になることがしたくて、乳をぶん廻してきました

先日、女友達に誘われて乳をぶん廻してきました。といってもぶん廻せるほどの乳はわたしにはない。正しくいうと乳の先端につけたタッセルをぶん廻した! ってちょっと何をいっているのかわからないと思うのですが、新宿歌舞伎町に『アフターパーティー東京』というバーレスクを楽しめるショーラウンジがありまして、そこでペイスティと呼ばれる、乳首を隠すための衣装を作るワークショップ&制作したペイスティをつけてのタッセルトワリングの体験教室があるというので、参加してきたのです。

いやはやバーレスクダンサーを目指すつもりなのかって感じですが、そんな計画はさらさらなく、ただやってみたことがないことは、なるべくやってみたほうが人生的に豊かではないかという気持ちからで、それは今回、誘ってくれた女友達の影響にある。というのも、件の女友達は、非常に豊かな方でしかも行動力もあるので、自ら誕生日パーティーを主催してその日のために習ったというカンツォーネを披露したり、ヌード写真集を自費出版してイベントで売ったり、コミュニティホールを借り切って日本酒を飲む会を主催してそこにバーレスクダンサーをブッキングしたりと、傍から見ていて「すげーな」という活動っぷりで、わたしもグダグダと安酒ばっかり食らってないでちょっとくらい文化的とまではいかないけれども、なにか人生の刺激になるようなことをやってみたいなという気持ちになったのです。

どんなペイスティを作ろうか

女友達はペイスティをすでに持っているので、二部のタッセルトワリングから参加するということで、一部は単身で参加することになりました。講師はアフターパーティー東京でもショーに出られているという、コケティッシュなバーレスクパフォーマーのアンネ・コケットリーさん。会場は『アフターパーティー東京』です。

当日、一部のペイスティ作りの参加者はわたしを含めて6名。制作に必要な材料はすべて用意してくれるということで、持ち物はメジャーとハサミのみ。シンプルな丸形はもちろん、ハート形やドロップ形など、いろいろなサイズと形の型紙の中から好みのものを選んで土台を作り、そこに希望の色のラメ布を張り、さらにラインストーンなどでデコっていくという手順です。先端にタッセルをつけて完成! とシンプルな工程なのですが、出来上がりのイメージを持たずに作り始めたこともあって、何色のラメ布を貼るかから、迷いあぐねた結果、時間内の2時間半に収まりきらず、付け切れなかったラインストーンは持ち帰ることになってしまった。不器用すぎる。