神主がなぜか女性の前から離れない

30分程度歩いたところで、滝へと到着。祝詞のようなものを唱え、船を漕ぐような動きで体を温めたところで滝へとイン。しかしお盆明けという時期が悪かったのか水はシャワーレベルのちょろちょろでまったく志摩紫光的じゃない。一方で、神主はなぜかマニア女優の前から離れない。というのも、そいつがタチの悪いことに、あえてのノーブラで乳首を透かさせてしれっとした顔をしている。いったいなにしに来たのだ。

とにかく一度目の滝行の記憶は、神主がスケベだということと、滝までの道が寝不足かつ前日の酒が残っていてもあっても余裕で歩けたということだったのですが、二度目の今回は想像とまったく違ってキツかった。帰ってから調べたところ、御嶽山には滝がいくつかあり、二度目は道程がハードな滝だったようです。しかもコーチはふんどしではなく胴着を着用。最初からそのことを知っていたら息子をひとりで行かせたのに……。

Text/大泉りか