普通を選択をしないと不安!だけど案外「自分で」選んだなら大丈夫なのかも

©️Christin Hume

居場所を変える選択肢

前回、「今の辛い環境から逃げずに戦いたい」とかかっこいいことを言っておきながら、どうしても耐えることができずに転職サイトに2つ登録し、今の会社の入る前から登録し続けている3つのサイトのプロフィールを再度公開に設定した。

きっかけは些細なことで、会議中に上司から半笑いで注意されたとき、心がぽっきりと折れてしまった。誤った発言をした私がいけないし、上司が元々他者に対するネガティブな部分に指摘をするとき少し笑う癖を知っていて何度も経験してきたことではある。けど、水の張ったグラスに1滴足されるだけで水が溢れてしまうように、私のなかで何かが崩壊した。もう駄目だと心の底から思った。

改めて、やっぱり向いていなかったのかもしれない。周りを見渡せば、有名大学を卒業し誰でも知っているような企業に勤めていた人しかいないし、「じゃあなんで私はここにいるんだ……?」と考えると、単純に将来について深く考えずに長く居座り続けてしまっただけで、自分の頭のよさもスキルも何もかも足りなかったのだろう。

そういう風に思いを巡らせると、居場所を変える選択を考えるのもひとつの手なのだと思う。何をやっても意味がない気がするし、会社にとっても自分にとってもすべてが無駄な行いだった気がしてくる。

履歴書も職務経歴書もまだ書いていないし、転職に多くの労力を割くほど辞めたいのか?というとそうではないので、ズルズルと働き続ける可能性はかなり高い。でも、ほかの会社を見てもいいのかなと考えている自分がいる。