先日、「水曜日のダウンタウン」を見ていたら、「相方釘付け喫煙所チャレンジ」という企画をやっていました。簡単に説明をするとコンビの相方が喫煙所に入ったタイミングで、別室から喫煙所のエキストラたちに指示を出して興味を引く話をさせて、どれだけ滞在させるかを競うという趣旨のもの。その中で、空気階段の鈴木もぐらを引っかけるために、水川かたまりが考えたのが「煩悩島」という設定でした。
男の煩悩島と、女の煩悩島
「煩悩島」とは瀬戸内にあるとある島で、そこでは女・酒・ギャンブルが合法でやり放題。犬相撲と呼ばれる闘犬や、テレビ番組を対象にした賭博などが行われていて、「世界ふしぎ発見!」のスーパーヒトシくんを賭けのネタにしている、などといった会話でもぐらの興味を引いて、ぶっちぎりで優勝したのですが、大笑いした後に、夫が言った。「男の煩悩島が女・酒・ギャンブルだとしたら、女の煩悩島は?」と。
その瞬間、ほぼ何も考えることなく「え、まずはオジサンがいないこと」という言葉が口から出た瞬間に、立派にオジサンである夫が「そういうネガティブなのじゃなくて!」というので、己のミサンドリーにハッと気が付き、「えーっと」と考えたけど、なかなか出てこない。酒はもちろんマストであるけどギャンブルは必要ないし、男? そりゃイケメンパラダイスみたいなのも悪くはないけども、ホス狂いの取材でホストクラブに行ってもまったくハマらなかった身からすると、正直なところさして……。わたしの煩悩ってなんなん!? と考えに考えたところ、酒・旨いメシまでは決まったけれど、もうひとつがどうしても思い浮かばない。
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