年収250万円の女性が美容にお金をかけるには?

――一般的な女性が美容にお金をかけたい場合は何から始めればいいでしょうか?

飯村

その場合は、まず、自分にとって何が大切か優先順位をつけるといいと思います。例えば、美容整形に100万円を掛けたいと思っても、それで貯金がゼロになったら生活がままならなくなっちゃうじゃない?
でも、もしもパートナーと「結婚したいよね」って話になったときに、手元に100万円あれば、それでハッピーな暮らしができるかもしれない。そうしたら美容代の100万円を結婚や夢のほうにお金をまわして、次に貯まったお金は美容代にしようって考える方法もありますよね。
将来のイベントや、やりたいことにいくら必要なのかを考えてみる。その費用を捻出するために、家計を見直して積み立てを始めてから、美容に踏み込んでいってほしいと思います。

――例えば年収250万円の場合だと、どれぐらいの支出の割り振りになりますか。

飯村

例えば20万円の生活費の中で、家賃が8万円、食費が4万円だとして、水道光熱費が1万5千円、あとはスマホ代もかかりますよね。貯蓄もしたいと考えて、お小遣いを4万円とすると、その中で交際費や美容院代もまかなう必要があるので、本当に美容に掛けるお金は少ないですよね。だから、お金を掛けたいんだったら、他の支出を節約するか、Rabichanのように得意なことを副業にするのがいいと思います。

らび

探せば、無料でヘアカットしてくれる美容師さんもいますよね。カットモデルとして。

飯村

そういうこと。稼ぐ力、貯める力、増やす力をつける。その3つが大切なんです。ハンドメイドが得意ならば、それをネットショップに出してみるとか、副業がダメな会社に勤めているんだったら、増やす力を勉強するとかね。
国が個人の資産形成を応援するため用意した、iDeCoとかつみたてNISAっていうのがあるんだけど、それで日本と世界の株、日本と世界の債券をコツコツ積み立てながら投資をするのも方法の一つです。この2つの制度には税金が優遇されるメリットがあります。
また金融庁のデータによると、世界経済に積立投資をして15年以上持っていると、元本割れはなかったそうです。稼ぐ、貯める、増やす…全部はできなくても、自分がすぐにできそうなことを少しずつ始めるのがいいと思います。

らび

知人から、アメリカ株のS&P500だと年利7~9%くらいに考えていたらいいと言われたんですけども。

飯村

確かにアメリカ株の実績がかつてはそのようなときもあったけれど、リスクを考えると、日本と世界の株と債券をそれぞれ4分の1ずつ併せ持つのがいいですね。過去20年ではそれで4%の平均利回りでした。2022年10月に発表されたIMFの「世界経済見通し」によると、来年は成長率が下がって、世界経済は2%台になると予想しているそうです。
わたしたちの年金を運用している国の機関であるGPIFも、国内債券・外国債券・国内株式・外国株式をいま25%ずつ運用してるんです。失敗できない運用をしている国の機関がやっていることって考えると信用できますよね。

らび

ゴールドとかプラチナはどうですか?

飯村

今はすごくインフレだけど、この先、ものすごい世の中になっちゃったときの保険として持っているといいかもしれませんね。貴金属は現物なので、インフレになったときに資産を守ってくれますから。ジュエリーにも変えられるし。ポートフォリオの一部として持つのはオッケー。でも、最初は株と債券の併せ持ちで、世界の経済に投資をするっていうのが基本です。

――ビギナーが始めるとき、個別の株式はどうやって選べばいいんでしょうか。

飯村

個別の株式を売買するのはリスクが高くなるので、株主優待を楽しむのもオススメです。例えば好きなシャンプーがあったら、そのメーカーの株を買うと、株主優待でシャンプーが送られてきたりします。さらに長期株主になれば優遇されて、株主優待の内容がグレードアップすることもあります。10万円で買える株もあるので、好きな企業や応援したい企業の株を買って、優待で楽しむのもオススメですよ。

――なるほど。それも楽しそうですね。家計の中で余裕が出た分を美容費用に回すとして、RabichanがAMの読者にオススメする施術を教えてもらえますか。

らび

人に勧めるなら、痛くないっていうのが大前提なので、酵素風呂はいいと思います。身体を温めるのってすごく大事なことじゃないですか。発汗作用でデトックスにもなるし、肌もつるつるになります。値段も4千円くらいだし、いい気分転換になるかと。痛くてもいいけど、とにかく肌悩みを解決したいっていうなら、ポテンツァ。あとは脱毛じゃないですか。

――脱毛は、長い目で見ると絶対にやりたいですよね。わたしも若い頃にやっておけばよかったなと思いつつ、完全にタイミングを失って40代半ばになってしまいました。コスパを考えると、今からやっても……って悩ましいんですが。

らび

でも逆に、今って脱毛関係は、すごく安くなってますよ。わたしが最初に脱毛したのって、わりと昔のことで、そのときは美容脱毛が全身で50万円したんです。2回目は20万円。次に脇だけニードル脱毛でそれも20万円。その後、医療脱毛の全身コースが50万円で、いまだに単発30分2万5千円で打ち放題のところに通ってます。だからこれまでの合計で150万円くらいかかってますね。

――おお。医療脱毛までしても、結局、また生えてきてしまうものですか。

らび

そうなんですよ。肘や膝とか、乾燥しやすいところがどうしても抜けなくて。医療脱毛でもジュールをめっちゃ低くされている場合もあるし、あと最近は偽物の機械を扱っているクリニックもあるんですよ。ツイッターでも晒されて燃えてました。なので、ちゃんと名前の知られたクリニックやエステでやったほうがいいかもしれないと思います。

――ちなみにミュゼでは永久アフター保証付きのプランもあるそうです。

飯村

永久アフター保証付きなら、結果的にお得ですね。だって一度支払えば、一生、ムダ毛について悩まなくていいっていうことですから。そういえば、わたしがお世話になった脱毛サロンもミュゼだったかもしれません(笑)

――なるほど。わたしも脱毛を検討したいと思います。今日は美容のこと、お金のこと、とても勉強になりました。どうもありがとうございました!

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Text/大泉りか