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  • 2013.11.28

クソバイス男にウソ日記男!SNSにいる新ダメ男を発見/倉田真由美×犬山紙子対談(1)

 AM編集部が送る、特集インタビュー!
今月は『だめんず・うぉ~か~』著者の倉田真由美さん、『高学歴男はなぜモテないのか』を出版された、犬山紙子さんのお二人に11月特集「ダメ男」についてお聞きしました。

ダメ男ってどういう人?

くらたま 倉田真由美 犬山紙子 inuningen だめんずうぉ~か~ 高学歴男はなぜモテないのか ダメ男 インタビュー
左から、犬山紙子さん、倉田真由美さん

犬山紙子さん(以下、敬称略):一概にダメ男の定義って難しいものですよね。
共通してダメっていうのは、暴力とか借金なんだろうけど。マザコンでも全然大丈夫っていう人もいるだろうし。

くらたま 倉田真由美 犬山紙子 inuningen だめんずうぉ~か~ 高学歴男はなぜモテないのか ダメ男 インタビュー
『だめんず・うぉ~か~』
著・倉田真由美
扶桑社

倉田真由美さん:(以下、敬称略)あと、ダメの優先順位ってのもあるよね。
『だめんず・うぉ~か~』の連載やっていたときに、「私殴られるほうがお金がないよりもましです。怪我は治るけど、お金がないのは治らないじゃないですか」っていう人もいたよ。
「エリートだったら殴ってもいいわ」ぐらいの人もいるし、人によって違うんだよね。

犬山:すごい持論!!(笑)。
本人が自分の身体よりも安定した生活を求めていたら、そうかもしれないですね。

倉田:自分がどんなポジションが好きかっていうのもあるよね。
犬山みたいに、「お前いい女捕まえたなー」って相手が羨ましがられているのが気持ちいいって言う人もいれば、「あんた本当にいい男捕まえたよねー」と自分が羨ましがられるパターンが気持ちいい人もいる。

犬山:本当にそうですね。ゲームでいうと、私はとことんレベルを 99まであげて敵を一発で仕留めるのに快感を覚えるタイプなんですけど、自分はレベルが低いまま強いボスに挑むのを楽しむタイプの人もいますもんね。
でも、みんなあんまりゲームしないから分かんないか…(笑)

―なんなく分かります(笑)。

倉田:私はどっちかと言うと、「いい男連れてるわね」って言われたいかも。

犬山:倉田さんは、イケメンと付き合っているイメージがあります。
マンガにも、倉田さんが大学時代に好きになった男性はイケメンだったって書いてありましたね。

倉田:いい男なんだよ~(笑)。
大手銀行にいったんだけど、すごい遊び人で、彼が結婚するときは銀行中の女が震撼したっていう話を聞いたくらい、モテ系の人でしたね。

犬山:私的にはそれは超「ダメ男」なんですよ。
遊び人って時点で価値が地に落ちるんです。
でも見る人が違えば、「遊べるだけ色気があっていい」ってなるんですよね。

倉田:本当に私とタイプ違うよね。
女同士って、タイプが近いとキツくなるから遠いほうがいいよね。
たまに、すごく似ている人がいるんだけど、同じ会社にいたら、絶対同じ人に惚れちゃうから困っちゃうんですよ。
それでいうと、私の女友達はオシャレな人が多いんです。私がダサいから。
持っている物とか服とかで、お互いが絶対ライバルにならないってのは気楽だよ。
女同士はどうしても競っちゃうところあるから。だからできればタイプが違う人と友達になるとダメ男にも気付きやすいよ。

ウソ日記を書く偽医者男など、ネットにいるダメ男

くらたま 倉田真由美 犬山紙子 inuningen だめんずうぉ~か~ 高学歴男はなぜモテないのか ダメ男 インタビュー
犬山紙子さん

犬山:「最近」のダメ男というと、 SNSに潜むダメ男じゃないですかね。
ツイッターとかで痛いリプライを送ってくるやつとか。

倉田:私はやっていないから、あまりよく分からないんだけど、それは、ウソプロフィールでウソ日記を書いている人も含むの?

犬山:ウソ日記!?(笑) でも、ナンパ師系はそういう感じですよね。

倉田:結婚詐欺にあった人に聞いた話だと、偽医者に騙されたって人もいたよ。
医者でもないのに医者日記をつけていて、「今日は2件もオペがありました」「今度イギリスの○○病院に研修で行くことになっちゃったよ」とか、すごく細かく書いていたらしい。

―怖いですよね。 SNSが流行っているから、そういう男がより表に出てきているような気がしますね。

倉田:本当の情報も増えているからウソが見抜きにくくなっているというのはあるかもしれないね。まさか、 Facebookでウソやらんだろうみたいな。
犬山は Twitterも何でもやってるじゃん、他に変なのが来たりしないの?

犬山:これはもう色んなところで言っているのですが、クソバイス男(クソバイス=役に立たないアドバイスの意)。
私だけじゃなくて女友達からもよく聞きます。
まったく関係のない人なのに「テレビに出るときはこうして言った方がいいよ」とか。物事って色んな事情が必ずあるから、パッと見ただけでアドバイスすると大概的外れなんですよ。
相手は「いいこと言ってやってる俺」ってオナニーしてるみたいで、気持ちいいんでしょうね。

倉田:アドバイスしてくる男、ウゼ~。

―(笑)。倉田さんにもクソバイス来ますか?

倉田:若いときはいたわ!そういうアドバイス的な男。「この言葉は、こういう時には使わないよ」とか言ってきて、めんどくさくて切ったことがある。

犬山:あとはダメ男というか、痛メンなんですけど、自分の顔の写真を送りつけてくるやつ。

倉田:イヤだ~。

犬山: Facebookで、自分の顔を自撮りして、一方的にメッセージを送ってくるんですよ。
そこそこ整った顔していたのが余計にキモイ。女はイケメンに弱いと思っているんだと思うんですけど。仮に弱かったとしても、そういうことしてくる時点でイケメンの価値ゼロですね。

倉田:そういう人ほど実物は、大したイケメンじゃないですよね(笑)。
イケメン風味ぐらいな人ほど、かっこ悪いことをするのかもね。

人間の顔と中身はつながっている

倉田:人間の顔と中身を別々に考えることがあるけど、結局は別にできないんだよね。
仕事で森永卓郎と話していたときに、うちの旦那がまあまあイケメンだ、という話になったのよ。
それで、「倉田さん、旦那さんが森永卓郎の顔だったらどうなんですか」って聞かれたんだけど、それってありえない話なんだよね。
森永卓郎の顔でうちの旦那のキャラって絶対にないんだよ。

犬山:確かに(笑)。

倉田:だから、「もしそうだったら」にならない。
結局人間って、中身の表質が顔であり、外見だから。
すごくイケメンな人って、立ち振る舞いとかも含めてカッコいいんですよね。だからこそイケメンって言われる。

―なるほど、繋がっているんですね。

倉田:そうだね、顔も中身も同じだよね。
犬山が「蛭子能収が好き」っていうのは、キャラも含めてでしょ。

犬山:そうですね。蛭子さんの場合は表のキャラのみを指してますけど…。
手を頭にやって「いやあ」って言ってる感じ好きですね。蛭子さんの顔じゃないと、きっとそうじゃないだろうな。

倉田:一貫してるよね。謙虚で自信なさげな人の方が居心地がいいんだね。


 次回は、「ダメ男かどうか判断するにはまず首の後ろをかげ!」をお届けします。

Text/AM編集部

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ライタープロフィール

倉田真由美
マンガ家。著書に『だめんず・うぉ~か~』、『くらたまの恋愛やりなおし!! 塾』など。
犬山紙子
1981年生まれ。エッセイスト。イラストエッセイ『負け美女』でデビュー。

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