「愛のあるセックス」に関するMyルール【男性編/第12回】
一般男性を対象に、セックスにおけるMyルールを募ったところ、次のようなことを仰る男性がいらっしゃいました。
「愛せない女性とはセックスしない。たとえ遊びでも、その時を大切に思える女性でなければセックスする気になれない」
というわけで今週は、「愛のあるセックス」について考えたいと思います。
「愛していない女性とはセックスしない」が意図することは?
上記の男性のMyルール、筆者はものすごく納得できるのですが、人によっては「矛盾しているのではないか?」と感じるかもしれませんね。
「愛せない女性とはセックスしない」とドヤ顔で語っておきながら、その直後に「たとえ遊びでも」ってどういうことじゃ? たった今、「愛せない女性とはセックスしない」って断言したばかりではないか? と、頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになった人に向けて筆者から補足させて頂きたいと思います。
A氏(仮にA氏としましょう)は決して、「愛している女性としかセックスしない」と言っているわけではないのです。
A氏のMyルールは、「愛せない女性とはセックスしない」です。これ、似ているようで全然違うんですよね。
食べ物に置き換えて考えるとわかりやすいかと思うのですが、「好きな食べ物しか食べない」と「嫌いな食べ物は食べない」では全然違いますよね。
ちなみに、筆者の大好物は焼き肉で、嫌いな食べ物はくさやなのですが、「焼き肉しか食べない」と「くさやは食べない」って全然違うでしょ。
話を戻しましょう。
A氏は、「愛していない女性ともセックスする」ということになります。それが「たとえ遊びでも」の部分です。
ここで、中には「やっぱり私とは遊びだったのね! 愛していないオンナに手を出すなんて許せない! キイィーッ!」と早とちりする女性もいますが、落ち着いてください。
A氏は、「愛していない=肉便器」などとはひとことも言っていないのですよ。むしろ、「その時を大切に思える女性」と敬意すら表してくれているのです。