「お酒を酌み交わしながら、普段はなかなか言えない性生活の話を聞かせてもらう」というのが趣旨の当コラム。
できれば顔を突き合わせてじっくりエロトークしたいところなのですが、今回の応募者・Rさん(会社員・39歳)は地方にお住いとのことで、またもやスカイプを使っての取材と相成りました。
パソコン画面で顔を合わせた限りでは、Rさんは、コンサバ系の真面目な女性という印象。
「そんなに過激な話は出てこないんじゃ……」と勝手に思ってたんですが、意外にもその素顔は、テレクラで処女を捨てスワッピングバーで欲求不満を解消する、というアグレッシブ女子でびっくりしました。
(Rさんのインタビューはこちら)
とはいえ、同年代女性というもあってか共通点もちらほら。
特に「私も私も!」とうなずいてしまったのは……。
アラフォー女子は野菜で処女を捨てる……?
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R: 私、手を使うより先にモノを挿れちゃったんです。
11歳くらいのときかな。何かで「アソコに挿れるらしい」っていうのを見て試してみたくなっちゃって。
――うわー。血とか出なかったの?
R: 出ました……(笑)。
親が厳しくて近くにそういうこと教えてくれる人が誰もいなかったのもあり、「女の子には処女膜がある」とか「初体験は血が出る」とか知らなくて、びっくりしましたね。
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好奇心が暴走し、処女を捨てるよりもはるか前に“ニンジン”でセルフ・ロストバージンしちゃったというRさん。
ギャグみたいな話ですが、私はその気持ちすっごくわかるんですよね。というのも、まったく同じ経験をしているから。
高校に入ってすぐの頃だったか。少女がオジサンに輪姦されるという内容の秘蔵エロマンガを読んでムラムラが最高潮に達した私は「アソコにチンコ、もしくはそれに準ずるものを挿れてみたい。そうすればもうワンランク上の快感が得られるに違いない!」と思い立ち、我慢できなくなってしまったのです。
もちろん手元にバイブなんて便利なものはないけれど、鉛筆やマジックじゃどう考えても役不足。
そして結局思いついたのは、深夜、家人が寝静まったのを見計らって台所へ行き、冷蔵庫の中のキュウリを拝借するという方法でした。
ちなみに、私がキュウリで処女喪失したとき口をついて出たのは「しまった、忘れてた!」という言葉。
Rさんと違って女の子には処女膜があることはちゃーんと知っていたのに、「アソコに何か挿れてみたい」という欲望が強すぎて、それをしたら出血するってことをすっかり忘れていたのです。いやー、我ながらバカだなあ……。(ちなみに、そのとき使ったキュウリはそしらぬ顔で洗って冷蔵庫に戻しておきました。お母さん、ごめんなさい)
もしかしたら野菜で処女喪失したアラフォー女性って、思ったよりいるのかも……。
Rさんの「本当の初体験のとき、気まずかったです」って話にもうなずくことしきり。
思わぬ同胞を見つけたような気持ちになって、ちょっと嬉しかったです(笑)。
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