セックスできないことだけが“欲求不満”じゃない

 そして今回もう一つ印象深かったのは、Rさんが最後に口にしたこの言葉。

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R: 私、こういう話を人にすることがほとんどないので楽しかったです。
前に一度だけ職場の女子会で羞恥プレイの話をしたことがあるんですけど、「私なんてローション使うのだって精一杯なのに!」ってドン引きされちゃって……。
もし近くに同じくらいエッチな女性がいて明るくエロ話できてたら、こんなにいろいろヤラなくても発散できてたかもしれないなあ。
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 性に淡白な旦那さんと性欲旺盛な妻。
性に対する温度差がある2人は結婚後しばらくするとセックスレスに陥り、「浮気はしないタイプ」だったRさんも家の外に刺激を求めるようになります。

 スワッピングバーでハジけたり、テレクラやネットで知り合った男性と関係を持ったり。アグレッシブに欲求不満を解消してきた彼女が今こんなふうに感じているというのは、なんだか面白いですよね。

 そういえば、以前インタビューした方(親御さんの都合で引っ越しばかりだった女性です)がこんなことを言ってました。

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N: 私、どこに行ってもわりと友達には恵まれてたんですよ。ヤリマントークやエッチな話のできる相手も必ずいて。
だから腐女子だったり早熟だったりしても「私っておかしいのかな」ってコンプレックスは持たなくてすみました。
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 今も親友とはどんなセックスをしたか、逐一報告し合ってるというNさん。
そういう話のできる相手がいるって、実はすごくありがたいこと。

 キュウリで処女喪失したことも私にとってはかなりの黒歴史ですが、WEBで垂れ流したり、エロ業界の友人に話して笑い話することで、かなり昇華できてますもん。
我が家もわりとセックスレスな夫婦だけれど、それほど欲求不満を感じないのは、心に溜まったエロをこうやってぶちまける環境があるからなのかも。

「欲求不満=セックスできないこと」と決めつけがちな私たち。
でも、それだけじゃないのかもしれないなあ、なんてことを思いました。

 次回は、「人妻だけどまだ処女」というTさん(31歳)のインタビューをお届けします。

Text/遠藤遊佐

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