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  • 2016.11.14

虎ノ門のおばばの語り(つづき)

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おお、気がつくと前回エントリからあっという間に5日も経っているではないか。

すみません、婚活は本業ではないので、意識が遠のきがちです。

前回ご紹介した、20代霞が関官僚の方。せっかくおばばに紹介してもらった女性には「つまんない」と酷評。

で、その彼、40年前でまだ40歳前後(推定)のおばばに、「デートの相手をしてもらえませんか?」と申し入れたそうだ。
おばば(当時)は、優しくOKを出した。

「で、どこ行くの?」と聞いても、彼は行先の当てもなく、一緒に新橋の烏森近辺を彷徨う。
雑居ビルの二階にある昔ながらの(当たり前か)喫茶店に入る。
彼は、黙って座っている。おばば(当時)、たまらず「何を頼むの?」とメニューをもらって助け舟。
彼は質問する。「やっぱ、デートって、いろいろ気を遣わないといけないものなんですか?」
「そりゃそーよ」と、おばば(当時)。「メニューを取って、開いて見せるとか、何が好きか聞くとか、いろいろあるでしょ」。
彼「うーーん」とうなって、硬直・・・

と、一事が万事、こんな具合だったそうだ。まあ、こんな彼と会った女性が「つまんない」と言ったのも理解はできる。

で、その彼は、間もなくベルギー赴任が決まる。早々にお相手が見つかって、新婚で欧州の任地に飛び立ったそうだ。40年後の今は、本省にいて幹部になっている(もう天下ったのかな?)。

まあ、官僚と結婚することがどうかといった些末な議論はさておき、重要なのは、デートが苦手だろうが、会話ができなかろうが、大事なのは、磨けば光る原石なのかどうかの見極め。
磨きあがった完成品を求めたってダメです。原石を探してください。

さらに言えば、定義により原石であるがゆえに、原石は見つかりにくい。見方を変えれば、身の回りにたくさん転がってるかもしれないですよ。

ではまた。





Last updated  2012年04月19日 23時58分57秒

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ライタープロフィール

西口敦
西口敦

東京大学法学部卒業後、金融業界(長銀、AMEX、UBS)、外資コンサルティング(A.T.カーニー、BCG)を経て、結婚情報サービス大手オーネットにてマーケティング・広報の責任者を務めた。現在、株式会社西口敦事務所の代表。著書に数字と現実から紐解いた目からウロコの婚活本『普通のダンナがなぜ見つからない?』(文藝春秋)がある。
公式ブログ:ニッポンの婚活ビジネス(元)最前線