“いいね太り”した女子は“いいねダイエット”をオススメします
私たちは、いいね! を言いすぎて“いいね太り”しているのです。
それはバイキングで甘いケーキをほおばりながら、互いに「ダイエットは明日から、ネッ!」と言い合いながら太ってゆくようなもの。
感情や経験をシェアすれば癒されるけれど、それはほんとうに自分が望んでやっていることなのか、立ち止まって考えてみても良いのではないでしょうか。
いいね! 任せをやめて自分の言葉で考え始めると、余計な友だち付き合いや、鈍感な上司への媚び、おせっかいな先輩へのおべっかもなくなるでしょう。
もちろん、そのとたんに深い孤独を感じる人もいます。今まで月イチで参加していた女子会にいっさい呼ばれなくなったら…想像してみると、さすがにちょっと寂しくなる。
とはいえ、いっさいのスイーツを断ったはじめのうちは口さみしいかもしれませんが、しばらくすると、今まで見向きもしなかった柿やイモの素朴な甘味が、やたら美味しく感じられるもの。
「いいね!」断ちも同じで、安易ないいね! をやめれば新しい世界が生まれるような気がしてくるのです。
“いいね! 太り”を脱して身軽になるにつれ、人間関係も整理されてゆくかもしれません。
そのあとに訪れる深い孤独を知ってこそ、ほんとうの成長があり、ほんとうの恋愛があるはず…!
そろそろ、「いいね!」のダイエット、始めませんか?
Text/かや
かやさんの「脱いいね!」に関する連載は今回で最終回です。
お楽しみいただきありがとうございました! 引き続き、『AM』をよろしくお願いいたします。
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Text/AM編集部