今回「脱ブス」の道というテーマで、犬山紙子さん、大泉りかさん、少年アヤさんにお話していただきました。
そのお話のなかでこのまま世に出さないのはもったいない…そんなこぼれ話がありましたので、番外編としてご紹介させていただきます。
自分のした行動に後悔…この場を借りてブス懺悔
アヤ:これ言っていいのかな…。私、大学で卒業アルバムの編集委員をやっていたんですけど、同じ研究室のページを見ていたら、どう見ても私だけすごいブスだったんですね。なんというか私って、光を当てちゃいけないブスなんですよ。レフ板とかあると余計ブスになるタイプというか…。
とにかくそれを見ていたら、「なんで寝る間を惜しんでまでこんな無償労働をしている私の写真が一番ブスなんだ? 割に合わない!」とか思ってしまって…気が付くと、自分の顔写真を修正していたんです。
そこで終わればまだ良かったんですが、つい出来心で、研究室イチ美人だった友人の写真にまで加工を加えてしまい、少しだけ目を小さく…。
大泉:あっひどいひどい!!! それまさにブスがすることだよ!(笑)
犬山:自分だけ修正すんのはわかるけど、人の顔いじるって!!
アヤ:まあ、その後本人にバレて怒られましたけどね。そこで更に逆ギレしたりして…。
犬山:でも私もそれ、ある。高校の卒業アルバムで、仲良しグループが写っている写真を選ぶとき、自分の映りが一番いいやつを「私これがいいっ!」って選んだ。
私はガタイもでかいし、声も大きいから、ジャイアン的ポジションで。あだ名もファラオだったし。
でも、後から見ると一番気弱な女子の首がろくろ首みたいに写っていて。すごい申し訳ないことしました。
で、その子それからスパイラルパーマかけたり、蛇柄のパンツはいたりしだして。きっと権力を持たなきゃ、って思ったんでしょうね、私のせいで。
大泉:写真を選べる権利をね(笑)。
アヤ:かわいそうだよ!
犬山:ごめんーーー…。私も中学生の権力ない頃は写真選ばせてもらえなかったから、反動でこんなひどいことを…。
しかし、スーパーブスだね、このエピソード。
アヤ:ああ…。私も、末代まで残るものに何てことしちゃったんだろう…。
とか言ってあんま気にしてないけどな!アハハ!
編集部:大泉さんはそういうブスな行いをしなさそうな印象なんですが。
大泉:ああ~そうですね、しないかなぁ。そもそも、たぶん私の周り、なぜかあんまり自分の美醜を気にしない人が多くて…。私もブスな写真をのせられても、あんまり気にしないというか…。
でも、それはそれでガサツですよね(笑)。もうちょっと丁寧に物事を進めたいです!
犬山:でもそこで、醜い争いがないって、男から見たら清々しくてよい気がします。私とアヤちゃんなんてまったく清々しくないですよ…。
アヤ:車の中で4日寝かせた天然水みたいな感じだよね…。
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