セックスした後の親密感
―お店にきている二人がセックスしたどうかの雰囲気って伝わってきますか?
林:雰囲気といいますか、タメ口って大きいですよね。23歳のOLが初めて部長と来たときは、飲み物を頼むとき「部長と同じので…」と言っていたのに、次に来たときは「あ、どうする~?私はシャンパン」ってタメ口になっていて、「あ、寝たな」と(笑)。
―わかりやすい!(笑)。楽しそうでいいですけど、恥ずかしいですね。
女子がバカに見えるので、やってもタメ口はやめようってマナーにしたいですね。
林:セックスし終わったら、なぜか敬語じゃなくなって、タメ語になりますよね。
布団に入る前は、「いいですか?」とか言っていたのに、終わった後は「どうだった?」ってなりますよね(笑)。終わったのに敬語だったら変ですよね。
―親密感が得られるのもセックスが人生を豊かにする理由の一つなんですかね。
林:そうですね。そういうセックスも本当は増えた方が楽しいかもしれないですね。
どこで読んだか忘れたんですけど、女性ってセックスしたら、恋愛感情を感じるようになっているって書いてあったんですよね。
というのも、そこで恋愛感情を持たないと、その後できちゃった子どもを愛せなくなってしまうからって。
でも男性はそうじゃない人って結構いるんですよ。セックスしたら、汚く感じちゃったり、嫌いになっちゃったり、早く帰りたくなっちゃって彼女がまだ寝ているのに先に帰ってしまう人とかいるんですよね。
終わっちゃったら冷めてしまうんですかね。恋愛感情があったら、朝まで残ろうと思いますけど。
だから、先帰ろうとしたら、恋愛感情がないってことだと思いますよ。
【続きます。次回をお楽しみに!】
『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由』
Barbossa店主・林さんの書籍『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由』です。
セフレ以上にこんなに楽しい会話ができるバーに興味が出た方はぜひこちらもあわせて読んでみてくださいね。