お金の知識は無料の動画と
 家計簿アプリから吸収するべし
―お金に関する感覚って意外と学校でも教えてくれないので、まったく右も左もわからないという人も多いと思うのですが、お金についてはどのように学んでいけばいいですか?
 花輪:一番近道なのは、誰かに教えてもらうことですね。
 セミナーでもいいですし、今だと無料の動画もあります。
  私もニコニコ生放送で公認会計士・税理士の山田真哉さんと一緒に税金や家計のことをやっています。
 セミナーも無料なものが多いですし、webのコラムも今たくさんあるので、そういったものを最初に見て、ノウハウをプロから学んでいくのが早いですね。
他、保険や住宅ローンもちょっと難しいので、なおさらプロに聞いたほうがいいと思いますね。
  あとは、やはり家計簿をつけるとお金の感覚を養えます。
 最初は敷居が高いと思いますので、前述した通り、洋服代やカフェ代だけなど一項目だけでもつけていくと、少しお金に対する自制が生まれるので。
  お金の感覚というのは結局、待てるかどうか、なんですね。
 目の前にある欲しいものを、お金がないのにカードで買うか、あるいは貯めてから買うか、貯めて増やしてから買うか、色んなやりかたがありますが、もちろん貯めて増やしてから買った方がいいですよね。
その選択ができる位、ある程度の期間を待てるかという自制力がお金との付き合いの中では一番大切です。
―確かに。自制心を自覚的に持つことも少しは覚えないといけませんね…。
花輪:洋服や靴など特定のものを買いすぎてしまう人は、家計簿をつけつつ、買ったときに、感想を一緒に書くといいですよ。
 買ってどうなったか、とか○△×をつけていくと、次から改善ができるんです。
  それらの積み重ねで、お金の使い方も養われていくはずです。
 私も昔は買い物とかすごく失敗してたんですが、段々なくなってきたので。
―花輪さんは実際にどんな家計簿をつけていたんですか?
花輪:エクセルで、自分の項目を好きに作って、気楽な気持ちでつけてましたね。
 年間でどれくらい洋服などにかけているかががわかると、これ位に抑えよう、とか自然に意識が働くので、それだけでもだいぶ違うと思います。
 ―効率的な家計簿のつけ方をもう少し教えていただきたいのですが、花輪さんご自身はエクセルとのことですが、他にどんな形がありますか?
 花輪:初心者にとって一番簡単なのはアプリでしょうね。
 家計簿って集計するのがが一番嫌だと思うんです。
アプリだと自動で計算してくれるし、買ってすぐにつけられるから忘れることも少ないです。
  紙だと日記みたいなに色々感情もかけるので、それが楽しい方は紙もいいと思います。
 あとは、自分仕様でマニアックに作りたい方は、エクセルがオススメです。自分の好きな項目、集計ができるので、やる気もでます。
とにかく無理はせず、レベルにあわせてやるのがいいですね。
【次回は結婚後のお金の使い方です。お楽しみに!】
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