少年アヤちゃんの甘えと依存

依存バブルを楽しみきる方法 少年アヤちゃんの依存と甘え(2)

アイドルに依存するアヤちゃんが考える、依存と甘えとの付き合い方

自分のツッパリ棒に疲れるくらいなら
依存バブルを思い切り謳歌しましょう

少年アヤちゃん 依存と甘え
©by pasotraspaso

 ツッパリ棒の強力なストッパーが外れ、タブーから依存に転じてしまったその暴走を、「気持ち良い」「楽しい」「幸せだ」と勘違いしたうえ、勘違いだと気付いてもなお、そのインチキな絶頂感に包まれて狂乱している私と、あなた。
一般社会から見た私たちは、本当にどうしようもない存在なのかもしれません。
しかし、それでもツッパリ棒がもたらす自制に疲労し、たったひとりで消耗していたあの頃に比べれば、そんな侮蔑の視線や、依存によって生まれる代償なんて、痛くも痒くもありませんよね。
だからもういっそ、溶けるようなこの依存バブルを謳歌してしまいませんか。

 というわけで、今回はそんな依存バブルを楽しむにつけ、必要な2つの事項について書こうと思います。

依存を楽しむ方法その1:スタンス

 まず最初に大切なのが、スタンス。
というのも、依存バブルに興じる私たちに注がれる世間の目は、ほぼ100%憐憫の視線です。

 例えば、友人や同僚からの「いい加減にしなよ~」なんて言葉。
「いい加減」なんてものが分かっていたらそもそもこんなことにはなっていなかったわけで、加減を知らない私たちに世間一般で言う「加減」の話なんてされたって全く無意味なんですよね。
だから黙ってろ、口出すな、あっち行け! 死ね!

…死ね、はさすがにナシだと思いますが、世間様の声なんてそれくらいで受け流してしまって良いと思います。

 ただし、受け流す際に味わう「チクッ」とした痛みだけはこっそり味わっておきましょう。
なぜならその痛み、罪悪感こそが、この「依存を楽しむ」というスタンスにとって必要不可欠なものだからです。


 もう少し詳しく説明しますと、そもそもこの「依存を楽しむ」というのは、なにも「最強の狂人になれ!」ということでは決してなく、「私は狂ってしまっている、狂うのは気持ち良い、だけど狂っているという自覚だけは強く持っていたい、そしてたまに迷ったりもしたい、罪悪感もあるし…」という、非常にモジモジとした、白黒つかないスタンスを目指しているからです。
きっと世間的に言うアドバイスって、「やめろ」か、「最果てまで行ってしまえ」のどちらかだと思うのですが、心のツッパリ棒の使い方が分からず、とうとうぶっ壊してしまったほど不器用で真面目な私たちは、そのどちらに傾いても良いことなんてありません。
きっと「そうでなければ」という模範に押しつぶされて、今度こそお医者様が必要な事態になってしまうかもしれない。

 だったら、「どっちだろう。こっちだろうな。あっちもいいな」と悩んでしまう性質を丸ごと肯定し、キャラクターだと割り切ってしまいませんか。
ってそれも難しいかと思いますが、前述の通り、どちらかに振り切れ!なんて言われるより、私は楽でしたよ。