不倫という関係性はすごく純粋なもの

―ところで、不倫は両輪がうまく回っているように見えることがあるのですが、なぜなんでしょうか?

山路:僕は、浮気と不倫は別物だと思っているんです。不倫と結婚って並ぶくらいじゃないですか。

―結婚と不倫が並ぶというと?

山路:不倫はたまたま結婚してたから、不倫になってしまう訳で。
関係性に置いては凄く純愛なんですよ(笑)。
浮気はその場その場という感じがしますね。
不倫は倫理では負とされているんですけど、そもそも人を好きになるって道徳では語れないんですよね。
そういうのがなくなってしまうのが恋愛でしょ。醜い結婚もあれば、純粋な不倫もあるんです。怒られるかもしれないけど(笑)。

―不倫の関係性でも本命の関係性は存在しますか?

山路:もちろんありますよ。浮気にはないと思うけどね。

【つづく】
次回は「山路徹さんオススメの本命向き男とは?」をお送りします。

Text/AM編集部

山路徹
1961年東京生まれ。ジャーナリスト。TBSテレビ、テレビ朝日系プロダクションを経て1992年に独立し、国内初の紛争地専門の独立系ニュース通信社APF通信社を設立。これまで、ビルマ、ボスニア、ソマリア、カンボジア、アフガニスタン他、世界の紛争地を精力的に取材する。著書に『口説きの技術』(角川oneテーマ21)、『おとなの関係 性と心とからだと愛』亀山早苗共著(中央公論新社)がある。

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