女性の生態を赤裸々に描いた人気漫画『アラサーちゃん』(メディアファクトリー)作者で元AV女優の肩書きを持つ、峰なゆかさんに、セックスに関する女子の代表的なお悩みを中心にお話を伺いました。
これを読めば、今までのあなたの悩みもちっぽけに感じてしまうかもしれません。第1回:『付き合う前にセックスはしていいの?』、第2回『嫌なセックスを避けるための秘技、”面接”』、第3回『性欲弱い男子とヤリチンへの対処方法』こちらも合わせてどうぞ。
フェラチオとか騎乗位は実際疲れる
マグロなのは男の方だった!
―たとえばセックス中で、「私ってマグロなのかな?」って考えている子っていると思うんですけど、でもマグロ以外にどうしようもないって人も多くて。
そういう子に対して、これだけは最低限やってみたらと思うことってありますか?
峰:私、実は女子が自分から積極的に攻めるみたいなのは反対派なんですよ。
フェラチオとか騎乗位とかしたくないんですよ。すごい嫌いなんです、疲れるから。
―たしかに一生懸命すると疲れますよね。
峰:そうなんですよ。疲れるし、やったところで男の人がそこまで感謝してくれるわけじゃないんですよ。
騎乗位なんて男の休憩みたいなもんだし。
フェラチオとか騎乗位も、すごいテクニックがあったらあったで、違う用途にされる訳じゃないですか。
―「フェラうまい子」にカテゴライズされちゃったり…。
峰:あと、男の人のフェラチオされている時のマグロ感が問題ですよ。マグロなのは男の方なんですよ!
―確かに(笑)。そうですね。
峰:すごい面白くないじゃないですか。なんか、ぼけっとした顔されて。
男の人が女の人を攻めて楽しいのって、反応があるからだと思うんですよね。
男の人がエンターテインメント性の高い反応してくれたら楽しいですよ、やっぱり。
―じゃあ、無理してテクニックを磨かなくてもいいのでしょうか?
峰:そうですね。むしろ自分の反応する技術を磨いていくっていう方がいいです。
結局フェラチオを超頑張っても、男の人が「もっとフェラチオ、もっとフェラチオ」ってなるわけですよ。
なんにも楽しくないですよね、そんなの。
そのうち「挿入はいらないから、フェラチオだけしてくれ」みたいなことになるわけですよ。
―それはマズイですね。
峰:それだったら、男の人が「攻める方が楽しい」と思える方向にもっていった方がいいですね。