アヤ:憧れちゃいますよね…。
雨宮:えっ、そこはストレートに好き?
アヤ:はい…実は、私も9年前から佐川フリークなんです。というのも、地元の地域担当のお兄さんがすげーかっこいいんすよ。だからオークションの時は(※アヤちゃんはヤフオクで生計を立てています)いつも佐川を指定していて…ピークだった時は休憩中、蛇行するトラックを自転車で追いかけたりもしていました。
雨宮:変質者じゃん(笑)。通報されるよ!
アヤ:地元だから、ルートとか休憩してる場所とかわかるんですよ。で見に行って、寝ているところをのぞくの。トラックの前でだけ立ち漕ぎしてね…。
雨宮:プレーリードッグみたいな動きやめてよ!
アヤ:そういう性欲の暴走の仕方しますよね、処女って。純情っちゃ純情なんだけど。
雨宮:妄想の世界で、暴走するっていうこと?
アヤ:そう。
雨宮:それって、佐川の人が実際にアヤちゃんに向かってきたらどうなるの?
アヤ:えっ、考えたことなかった…。向かってきたらどうしよう!
雨宮:ちょっと口説いてきたりしたら? なんか妄想は良くても、実際にそうなったらイヤだって人もいるじゃない?
アヤ:贅沢だけど…確かにやだ! いざ来られたりしたら、もうどうして良いか分からなくて、アメリカのBitchみたいなリアクションしちゃうと思うよ!
雨宮:(笑)。やっぱり誘惑のバリエーションが決定的に少ないんだよ! 映画の中とかで観たやつしかわからないんだよね。『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサ的なあれでしょ?
アヤ:そう。乳首出すか出さないかみたいな服着て。
雨宮:純情かハードコアかどっちかで、間がないんだよね。
アヤ:うん。マミさんだったらどうします?
雨宮:えっ、佐川がきたら?
アヤ:佐川じゃなくても、私で言う佐川男子的なところから誘惑がきちゃったら。
雨宮:私結構キョドりつつ、食いつく。
アヤ:そうなんだ…
雨宮:私、もう女としての余命を考える年齢だから「こんなチャンス二度とないかも」って思うと、けっこうがんばるよ。がんばるよ…。
雨宮まみ
ライター。九州生まれサブカル育ち。守備範囲は「セックス&自意識&女のあれこれ」。
赤裸々な半生を綴った『女子をこじらせて』(ポット出版)は全国のこじらせ女子に大きな影響を与える。
現在、「女子」を語らせたら、この人! という5人を迎えての対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)が絶賛発売中。
ツイッター:@mamiamamiya
少年アヤちゃん
平成元年、消費税と共に生まれたブスでニートのオカマ。サゲマンJAPAN代表。
ヤフオクで生計を立てる傍ら、ブスと環境をテーマにしたトークイベントなどを主催。
モテない女に関するツイートやブログの文章が、現在多くの女性から支持を集めている。
ツイッター:@omansiru
- 1
- 2