雨宮:ぬくもりかぁ(笑)。私最近猫とか飼ってる人の写真ですら、ちょっとダメになってきた。

アヤ:えっどういうこと? とうとうキチガイに? キチ宮まみ?

雨宮:触れ合いがなさすぎて、猫とでも触れ合っていることがもううらやましいんだよね。

アヤ:え…じゃあ飼えばいいじゃん!

雨宮:飼ったらさー、それはそれでまずい気がするのよ。

アヤ:あ、やばそう。猫飼ってるまみさんの図。
少なくとも、グーグーと大島弓子みたいな感じにはなれないだろうね。

雨宮:孤独な女性が陥りがちな、やばい趣味の中にやっぱり猫も入ると思うんだよね。
友達で猫を飼った人がいたんだけど、猫を飼った瞬間、その前は多少あった男っ気がぱったりなくなったって言うんだよ。
猫がいるとすっごい幸せなんだけど、例えばテレビにかっこいい人とか写ったときに、それ見ながら「でも○○ちゃんのがかわいいでしゅもんね~」って言っちゃうんだって。
言った瞬間、「ハッ、私今赤ちゃん言葉で猫にしゃべりかけてた! やっべ~」って思うんだって…。

アヤ:それはあるよ。
私も犬を…全盲のトイプードルを飼ってるんだけど、イライラしてる時とか、寂しいことがあった後に抱っこすると、もうどこまでもトロトロにさせられちゃうもん。
犬なのに「にゃにゃにゃにゃ~~~♡」とか言っちゃったりしてさ。
けど、結局犬と以心伝心なんて出来ないから、すごい一方的な愛情なんだよね。
それにハッとして絶望させられるっていうのがテッパン。

雨宮:(笑)だめじゃん! やっぱり飼えないよ!

【番外編その6もお楽しみに!】

雨宮まみ
ライター。九州生まれサブカル育ち。守備範囲は「セックス&自意識&女のあれこれ」。
赤裸々な半生を綴った『女子をこじらせて』(ポット出版)は全国のこじらせ女子に大きな影響を与える。
現在、「女子」を語らせたら、この人! という5人を迎えての対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)が絶賛発売中。

ツイッター:@mamiamamiya

少年アヤちゃん
平成元年、消費税と共に生まれたブスでニートのオカマ。サゲマンJAPAN代表。
ヤフオクで生計を立てる傍ら、ブスと環境をテーマにしたトークイベントなどを主催。
モテない女に関するツイートやブログの文章が、現在多くの女性から支持を集めている。

ツイッター:@omansiru