凶器になるのは巨根だけじゃない!どんな大きさでも膣の粘膜に油断は禁物

巨根は凶器!?

*今回は血の話を含みます。苦手な方はお気をつけください。

私は巨根が好きです。女性同士の下ネタでそんな話をしていると「大きいと痛くない?」と聞いてくる人がいます。それは「巨根が入るなんてよほどデカい穴をお持ちなんですね」の意味を持つ時もありますが、私の友人たちはそんな嫌味なマウンティングをしないので、文字通りデカいと痛そうだという意味になります。

たしかに自分の手首よりも太いもの入れるとなると、どれだけ前戯で腟のストレッチをしていても、したたるほどに濡れていても、腟口が一瞬で切れる人も多いですし、巨根の受け入れにかなり慣れている私でも腟内の粘膜が切れることがあります。腟内は腟口ほどは敏感ではないのか痛みは小さいのですが、その後2,3日は粘膜に違和感があります。また、20センチ級の長いちんこに興奮して騎乗位で暴れたら気づかないうちに奥が負傷しており、着ていたTシャツに血のシミを作って相手をびっくりさせたこともあります。「大きいと痛いこともある」のは間違いではないですね。
*長いちんこで挿入に痛みを感じる人には、OHNUT(オーナット)という便利グッズがあります。

ただし、これらは人並み外れたメガ巨根の話であって、ちょっと大きめの巨根くらいなら丁寧な前戯とたっぷりの潤い(足りない人は潤滑剤を)で痛みなくセックスできます。「すごい!」「おっきい!」としか言えなくなる程度には圧倒される楽しみもあります。

小さくても凶器になる

では、細めや短めのちんこなら痛くなさそうだと思いますか?思いますよね。でも油断は禁物なんです!
こちら側はちんこに対しては粘膜丸出しの状態です。粘膜の調子が悪くて荒れ気味だったり、腟内の潤いが不足していたりすると、どんなに細いちんこでも痛くなることがあります。
そして、腟の奥行きはそもそも10センチ程度しかないことも忘れてはいけません。平均14センチのちんこを根元まで受け入れることができるほど伸縮性があるので忘れがちですが、元々は意外と浅いんです。体位によっては亀頭が子宮頸部にゴンゴン直撃するんですよ。
自分の腟のカーブと相手の竿のカーブの相性も多少ありますが、ふたりの上半身が約45度になる屈曲位に近い正常位や、ふと気を抜いた瞬間の四つん這いバックで、亀頭が一直線で子宮頸部にブチ当たりがちです。絶妙に痛気持ちいいこともあるのでそのまま続行してしまうこともありますが、長く続けてしまうと、しっかり出血していたり後から下腹部に鈍痛を感じたりするので本当に危険!(出血や痛みが続く時は必ず婦人科で相談してくださいね)

どんな大きさや形のちんこでも、使い方を間違えれば凶器になります。「痛っ!」と思ったら必ず体位変えをしてください。また、その場では痛くないけどこのまま続けたら痛くなるかもと思った場合でも、相手には伝えるべきです。セックスのたびに痛いことを我慢していたらセックスが嫌いになってしまいますから!

Text/Betsy