彼とずっとセックスをし続けたいなら、
快感よりも安心感重視にシフト

 私は、雑誌のセックス特集にて、セックスのテクニックやコミュニケーション方法についてコメントをすることが多いですが、いつもベースにあるのは、「スキンシップ・コミュニケーションの大切さ」です。

「彼に抱かれると、安心する」
「彼と繋がると、元気がでる」
「落ち込んだ時に、ハグして欲しい」

 赤ちゃんとお母さんが、肌と肌で信頼を築くように、パートナー間でも、肌で信頼感を築くことが大切だと思っています。
肌を通しての愛情確認ができるか、できないかで、長い目で見たときの二人の絆の深さに大きな差がでるからです。

 オーガズムを体得できて、セックスで快感を味わうことができたら、「安心感」のあるセックスへシフトしていくことをおすすめします。

 ここでのポイントはオーガズムの快感を体験せずに、安心感セックスを求めると、、不完全燃焼のオーガズム難民になってしまうからです。快感追求止まりな女性が多いのが、現状です。
快感をひとしきり味わうことも、大事。だから、ある程度のテクニックも必要なのです。

 エロさ追及のセックスが「ハレの日」だとしたら、安心感重視のセックスは「ケの日」。
安心感セックスを目指しはじめたら、お風呂に入って、ホッとするような、もしくは、おにぎりと味噌汁のごはんに安堵するような、肩の力を抜いて、頭で快感を捉えず、優しい気持ちになれる「肌の触れ合い重視」のセックスを目指してみてください。