「オッパイに甘えていいのよ」で思春期の息子が暴走!実母との禁断の関係/『実母と義母の誘い ふたりの母』(前編)

夫とセックスをすると、息子に申し訳ない気分になる?

大泉りか 官能小説 GabrielaP93

『子供は苦手であっても、自分の子ばかりは、やはり特別に可愛い』とはよく聞きますが、特に女親の場合、息子の可愛らしさは格別だそうです。
どこぞの国の格言で『母にとって、娘は永遠の友達、息子は永遠の恋人』という言葉があるそうですが、「夫とセックスをすると、息子に申し訳のない気分になる」とは、とある友人の弁。

 聞いた時はその心境が理解できず、「どういうことか」を問うてみたところ、「息子という一番好きな存在がいるにも関わらず、他の男に身体を許してしまっている自分に罪悪感を持つ」というのです。

 ようするに夫とのセックスは浮気扱い。が、もちろん息子とはセックスをするわけにはいかないわけで、ならば一生、一番好きな相手とはセックスができずに生きていくことになる――というのは多少飛躍した論理で、普通、この場合の愛情はセックスを必要とするものではなく、『親子』という特別な絆で結ばれていることで十分、満ち足りるものなのかもしれません。
が、もしも、息子のほうから、身体を求められたとしたら――。

 というわけで、今回ご紹介するのは、芳川葵著『実母と義母の誘い ふたりの母』(リアルドリーム文庫)です。