言葉と本心は必ずしも一致するわけではない

復縁執着女性も、元カレから言葉や態度で「また好きになることなんぞない」「戻りたいとは思わん」と断言されているのでしょう。明確に断言されておらずとも、着信拒否やブロック削除などで、「察しろよ」と示されているのでしょう。

そんな状況下、「口ではああ言っているけど(もしくは着拒やブロック削除を決め込んでいるけれども)、ぶっちゃけ私に未練タラタラなのね」と希望の光を見出せるのが『香水』の歌詞なのです。言葉や態度と、心の奥底にある本心は必ずしも一致するわけではない……これぞ復縁執着女性の「心の支え」なのでしょう。

確かに、言葉や態度と、心の奥底にある本心が一致しないケースはごまんとあります。例えばホストクラブで囁かれる、「本気で好きになっちゃったかも」「ホストの仕事をあがったら、いずれ結婚しよう」などの甘い言葉は、ホストの本心にあらず! 本心は、「色恋営業で何百万使わせたいぜ」といったところでしょう。

でも一般人同士の復縁に関しては、言葉や態度と、心の奥底にある本心は一致している気がするんですけどね。「また好きになることなんぞない」「戻りたいとは思わん」などの言葉や着拒、ブロック削除が、元カレさんの本心かと。……って書いてある恋愛コラムばかりだからこそ、復縁執着女性は、瑛人の『香水』を聴いて、夢と希望を見出したいのです。