なぜセックスは気持ちいいの?「子孫繁栄のため」は否定します!

ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、気持ちいいことが大好きな女性って誰?」
担当編集I嬢:「銭湯の交互浴を極めている人は気持ちよさを求めるレベルが高いですよね」

ひとくちに「気持ちいいこと」と言っても色々あります。家の中を徹底的に掃除したときや、ジョギングで汗を流した後も気持ちよいですし、街ゆく人に道を訊ねられ役に立てた際も気持ちいい!

色々な「気持ちいいこと」がある中、ダントツで気持ちいいことと言ったら、やはり「セックス」でしょう。特に「挿入」! ディープキッスや愛撫も気持ちいいですが、挿入の気持ちよさは群を抜いています。

セックスが気持ちいいのはなんで?

今こそ全ての日本国民に問います。

なぜセックスは気持ちいいのでしょうか?

ミカコちゃん質問「なぜセックスは気持ちいいの?」

そんなことも知らずに、「いえ、自分はセックスよりも募金箱に五百円玉を入れる瞬間のほうが気持ちいいですけど」とか、「募金箱に五百円玉は、膣にチンコよりも快感ですよ」などと言っている日本人のなんと多いことか。

しかしミカコちゃんは知っています。セックス(特に挿入)がキモチイイ理由は……!? 「セルフ皮剥きの労力と処女喪失時の激痛を乗り越えたご褒美だから」です。

ミカコちゃん回答

セックスが気持ちいい理由として定番なのが「子孫繁栄説」ですよね。禁断の木の実を食べたアダムとイブに神は罰を与えました。男には一生働きつづけなければならない労働の苦しみを、女には出産の激痛を。しかしそれだけだと、人間は子孫を作らなくなります。「子ども1人を大学卒業まで養うにはオール公立でも1千万円……ヒエーそんなに働けないぞ」「鼻穴からスイカを出すレベルの激痛だなんて耐えられないわ」と、男女共にセックスを拒否するでしょう。

そこで、セックスに気持ちよさがカスタマイズされ、人類は労働や出産の苦しみをそっちのけにしてでも子作りに励むようになったのです。大学卒業させるまで1千万稼がねばならないプレッシャーよりも目先のセックス! 鼻穴からスイカを出すほどの激痛な出産よりも目先のセックス!

一理ありますが、後から苦しみが襲ってくるって、考え方としてマイナス志向な気がします。「気持ちいい思いをしたぶん、後からたっぷり苦しんでもらうぞ!」って、神様はそこまで性格悪くないと思うのです。そもそも、労働って苦しいことばかりじゃなく、遣り甲斐も感じられますし。出産時の激痛も、現代医療の発展により無痛分娩も広まりつつあります。なので、子孫繁栄説は却下しますね、この記事では。