ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、女友達から相談を持ちかけられやすい女性って誰?」
担当編集I嬢:「お互い酔っ払いだったら、同じ話を何度しても気にならないんですけどね」
今週のテーマは「友達からの相談事」です。久しぶりにこのコーナーへリクエストを頂戴しました。「なぜ女友達は、答えが決まってるのに相談してくるの?」「色々と助言しても聞き入れてもらえず『じゃあなぜ相談した!?』と憤ってしまう……」とのこと。
ここまで読んで、おそらく大半の女性が「あるある!」「激しく同意!」と、深く溜息をついていることでしょう。そう、女友達とはとっくに答えが決まっているにも関わらずなぜか、相談事という改まった形式で助言を求めてくる生き物です。
「女友達あるある」にミカコちゃんが切り込む!
今こそ全ての日本国民に問います。
なぜ女友達は、答えが決まっているのに相談してくるのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「私からの助言はハードルが高すぎたのかな?」とか、「確かに失恋の傷を癒やすにはヤッてヤッてヤリまくるという助言は暴論でした」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。女友達が、答えは決まっているのに相談してくる理由は……!? 「『私の決意表明を、聞き役として黙って聞け!』とは言いづらいから」です。
頂いたご質問には「なぜ相談してくるの?」とありましたが、そもそも相談ではないのです。相談じゃないなら何なんだ、とツッコミどころ満載ですが、ミカコちゃんは決意表明だと思っております。
決意表明とは、既に答えは決まっているものです。例を挙げるならオリンピック出場が内定したスポーツ選手の記者会見。「金メダルを狙うべきか、はたまた肩のチカラを抜いて銀メダルや銅メダルでも良しとするか……記者の皆さん、どう思いますか?」だなんて会見はありえないですよね。「東京五輪では金メダルを狙いたいと思います!」と、明言するのが記者会見というもの。女友達も、全く同じ、決意表明というニュアンスなのでしょう。
スポーツ選手と女友達の明確な違いは、あちら様は有名人、そしてこちらは一般ピープル! 有名人の場合は、ぜひとも五輪に向けた決意表明を聞きたいと、多くのメディアがマイクを向けます。しかし一般人の恋愛決意表明なんぞ、わざわざ聞きたがる物好きはいません。
「LINEの既読スルーが続いているが、今週末あたり『もしかして何かあった?』と連投LINEを送信する!」とか「なかなか会う時間を作ろうとしない彼氏に別れを告げる!」とか、今の時期だと「手作りっぽい市販チョコを、セリアのラッピングアイテムで包み直して、手作りと言い張るつもり!」とか……ね、わざわざ聞きたいとは思わないでしょ。
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