情報化社会が男たちに気付きを与えた…
しかし時代は変わりました。インターネットの普及により、情報社会となった現代は、女性の性に関する本音をカンタンに入手できます。そういった情報ツールから「大きすぎると痛い」という、まさかの本音を知ることになったのです。
そして、そこから「女性はサイズを求めていなかったのか!」「だったらナニを求めているのだ?」「ははーん、テクニックを求めているのだな」と導き出したのでしょう。違うっちゅーの、テクニックじゃなく愛だっちゅーの(ミカコちゃん心の叫び)。
確かに、交際期間が短い段階でカノジョと別れた男性たちは、「俺のテクニックに不満があったのかな?」と、真顔で悩んでいたりするものです。
いや、多分LINEがマメじゃないとか、会う時間を作らないとか、愛情表現の言葉がないとか、そっち系の理由でしょ。
仮にセックスがイマイチでも、LINEがマメで、毎週末会えて、「好きだよ」「愛している」「年内には入籍しよう」などの現実的な言葉があれば、カノジョさんは付き合いを続けていたと思うのです。わかるかな~、わかんねぇだろうなぁ~(このフレーズを知っている人は昭和)。
話を戻しましょう。サイズは生まれ持ったものですから、自分の努力でどうにかなるものではありません。しかしテクニックは、自分の努力次第でいかようにも磨くことが可能。
つまり巨根男性にも短小男性にも等しくチャンスが与えられている項目なのです。男性にとっては、サイズ至上主義よりもよっぽど夢が持てるのでしょう。
価値観は、時代と共に変化していくものです。サイズ至上主義からテクニック至上主義へと時代が変化したように! 20年後くらいには、テクニック至上主義から愛・至上主義へと時代が変化しているかもしれません。20年後も現役で色恋が楽しめているように、アンチエイジングに切磋琢磨致しましょう。
Text/菊池美佳子
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