ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番のオジサマキラーって誰?」
担当編集I嬢:「好むと好まざるに関わらず、女子は皆オジサマキラーなのです」
先週のお題は「年下男性」 でした。今週は「年上男性」にフォーカスします。まずは、この記事における「年上男性」の定義づけから着手しましょう。
「年上男性」を大別すると、以下2タイプに分かれます。汚いオッサンとナイスミドルです。おそらく……というよりも確実に、大半の女性が惹かれるのは後者でしょう。
個人的には、AVを視聴する場合に限っては、前者が好みですけどね。ナイスミドル男優の小洒落たセックスよりも、汚いオッサン男優の本能むきだしなセックスに興奮するのはミカコちゃんだけではないはず……たぶん。
話を戻しましょう。この記事では「年上男性の定義」をナイスミドルに限定したうえで、彼らのハートを鷲掴みにする方法を模索したいと思います。汚いオッサンのハートを鷲掴みにする方法を書いたところで、需要ゼロでしょうから。
さて。ミカコちゃん周辺にも、彼氏が10歳上とか干支ひと回り上とか、さらにもっと年上の男性とお付き合いしている女性が存在します。彼女たちにはどのような共通点があるのか分析したところ、明確な結論に辿り着きました。
年上男性のハートを鷲掴みにしている女性たちは皆、夢を追いかけている真っ只中にあるのです。逆から言うとナイスミドルは、夢を追いかけている年下女性を好むってことになりますね。
ナイスミドルが夢を追いかけている女性に弱いワケ
今こそ全ての日本国民に問います。
なぜナイスミドルは、夢を追いかけている年下女性を好むのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「10歳以上離れていれば若いワタシを甘やかしてくれる!」とか、「クンニも懇切丁寧かつ時間をかけてくれるに違いない」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。ナイスミドルが夢を追いかけている年下女性を好む理由は……!? 「他者の人生を応援できる余裕があるから」です。
若い頃は男女問わず誰しも、「夢」を抱きます。子どもの頃、宇宙飛行士になりたいとか、アイドル歌手になりたいとか、いま思えば到底叶いっこない夢を見ていた人も多いでしょう。
いや、「多い」というよりも、たいていの子どもは実現不可能な夢を見るものです。それは決してダメなことではなく、子どもとはそういうものなのでしょう。
オトナになると、「夢」はもうちょい現実的な内容へと変化します。独立起業し会社経営したいとか、士業の資格を取得したいとか、得意の絵を活かしイラストレーターになりたいとか。
そういえば十年前、表参道にある脚本家の養成所に通っていた時期があるんですけど、受講者はサラリーマンやOLなど会社勤めしつつ、シナリオ公募などを経て脚本家デビューしたいと夢を追っていました。
オトナの夢は、宇宙飛行士やアイドル歌手に比べりゃ現実的ですが、それでも成就させるのは相当難しいです。そのため大半のオトナは遅かれ早かれ、夢をあきらめます。
「あきらめる」って、一般的にはネガティブなイメージかもしれませんが、仏教にはこんな解釈が存在するんですよ。「諦める」は「明らめる」だと。
もうちょい詳しく書くと、「諦める」とは「明らかに見極めること」なんですって。現状を見極め、受け入れることで、進むべき方向性や未来が明るくなってゆくイメージでしょうか。
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