本当のことを話せなかった彼の気持ち

現在、「ワイルドワン」というアダルトグッズの会社の社員として媒体に出る際に、子供がいる母親である素性を話すと、子供がいるくせにとか、こんな母親ヤダとか、親として恥ずかしくないのか……などなどネットから批判も受けます。

先入観やイメージというものを変えるのは難しいです。性にまつわる仕事をしていると誤解を持たれることは避けて通れないのかもしれませんが、風俗業界、アダルト動画業界、アダルトグッズ業界のいろんな人たちが、それぞれの思いやお仕事について語っているのをネットやSNSで見られるようになり、リアルにその人となりや、仕事に対する姿勢を間接的に感じ取れるようになったと思います。

私は、この業界に入ってこの彼のことをたまに思いだす時があります。そして「彼が私に本当のことを言えなかった気持ち」がこちら側に立ってみてやっと少し分かるようになりました。

結局、その職種の仕事がどんなものなのかはやったことのある人、関わったことのある人にしか実際のところは分かりませんし、物事の両サイドから見ないと本当に理解できないこともいっぱいあります。あの時もっと彼と話し合ってみるべきだったのかもと、当時の見分の狭い未熟な自分を時折振り返ります。

そんな今回は「セクシー俳優さんと私」について書きましたが、次回は「リアルドールと私」について書きたいと思います。