快感と思わなきゃやってらんない?恥ずかしいプレイが気持ちいいに変わる心理

羞恥プレイに恥ずかしさを覚える女性の画像 JJ Jordan

先週、匂いフェチ男性は女性の恥じらいに興奮すると書きました。校了時、担当編集I嬢がボソッとひと言、「恥ずかしさが快感に変わる女性と、快感には変わらない女性に分かれますよね」と。因みにI嬢は後者タイプのようで、「恥ずかしい行為って普通に嫌だし、腹がたってしまう」なのだとか。

I嬢のような女性はおそらくごく少数派で、一般的な女性は恥ずかしさが快感に変わる前者タイプのほうが多いように見受けられます。恥ずかしさが快感に変わるメカニズムですが、恥ずかしさが極限に達すると「快感と思い込まなきゃやってられん!」って思考回路に突入するんじゃないのかなぁ。男性が、スリルを快感として認識する感覚と一緒ですよ。

太古の昔、男性は狩猟の役割を担っていました。猛獣相手の狩りは命がけの行為! 狩りに臨むには、命がけのハラハラドキドキなスリル満点状態を「快感」と思い込む必要があったわけです。

ストックホルム症候群にも似ているかもしれませんね。監禁や誘拐の被害者が、加害者に対してなぜか恋心を抱く現象のことです。恐怖下に置かれた人間は、生命を維持するには、加害者に寄り添うことが賢い選択であると判断します。その「寄り添う感情」が、恋心へと発展するのでしょう。「生命の維持」は「セックスの続行」に該当します、だいぶスケールは違いますけど。セックスを続行するには、恥ずかしいプレイを「快感」と思い込む必要があるわけです。